2月/28/2015

Forgiveness 〜許し〜のメカニズム

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フィンドホーンのメンバーのお一人、ウィリアム・ファーガス・マーティングさんの著作「Forgiveness – 許し」がウェブ版で各国の言葉に訳され、ようやく日本語のページができました。

http://forgiveness-is-power.com/gfi/なぜ、許しが必要なのでしょう?/

無料のPDFダンロードはこちら。

4-Steps-to-Forgiveness-Japanese

「許し」のメカニズムがとてもわかりやすく書かれています。
4つのステップも試してみると、なかなか「許せない」感情にがんじがらめになっている状態からするりと縛られていた縄が解けて、スペースができる感覚を味わうことができます。

これもまた、練習が必要なプロセスですが、そのメカニズムを知り、実際に行動してみることは、より、私たちにの人生を自由にしてくれるものかと思います。

「許せない」と思った時、どんな感覚が身体に中に起きるでしょうか。そして、それが呼び起こす記憶はどんなものでしょうか。その時、その「許せない」エネルギーに居続けるとあっという間に、自分自身を悲劇的な物語の主人公にしてしまいます。ことの事由は全て周りの人、状況、環境が悪いから。本来、変えられない他者を攻めては終わりの無い闘いを繰り返していくことでどんどん、自身を縛る綱はきつくなっていきます。

本来、私たちの命は生きようとし、そこには歓びが共にあるはずなのに、なぜか苦しくなる道を選択することがあります。歓びを選択する自分をなぜか許すことが出来ない。そして、自分を責めるのと同じように他者を責め、そして攻撃していく。本当はとっても他者との友好な関係を望みながら、攻撃してしまえば当然それは得られない。「誰にも理解されない」と孤独と悲しみがまた怒りを呼び起こす。そして最も望む安寧を遠くに追いやってしまう。様々なレベルの暴力の裏側にはその小さな「許せない」が沢山住み着いているように感じます。最初の小さな「許せない」を「許し」ていくことができたなら、人生の展開は大きく変わっていくことでしょう。それは「許せない」ことを忘れるのでもなく、無視するのでもなく、変容させてパワーにすること。世界から戦争が減るどころか増している今だからこそ、大切なことだと私は思います。

随分大人になってからも、子どもの頃に受けた傷や痛みがその「許せない」の素になっていることも多くあるでしょう。
それを癒す道は様々あるけれど、やはり最大のキーは自分自身を許し、そして受容すること。そして同時に他者を許し、受容することだと思います。言うは易し、なので練習が必要なのだと思います。

この「許し」の4ステップは日常の中で少しずつ「許し」を体感するために、とても有効なものだと思います。
小さなところから実践することで、いつしか、自然と「許し」が身に付き、「許せない」ことも起きなくなるでしょう。
その時、初めて私たちは平和を体感し生きることができるのかもしれません。