8月/04/2018

命の余韻〜義母のカラダが教えてくれたこと〜

 

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義母が最期に見せてくれたこと。それはそれは美しい、魂が抜けた「からだ」。

亡くなってからほぼ2日間、自宅の居間で寝かされていた義母の身体は、朽ちていくというよりは輝きが増し、納棺されるときにはしなやかで柔らかく、私はそのふっくらとして透明感のある肌から目が離せなかった。

それほどご遺体を見つめる経験はこれまでにもある訳ではないけれど、その変化は初めての経験。正直、魂が抜け出た後の人の身体はまさに「空っぽ」になって、硬直した蝋人形のようになっていく、というのが私のこれまでのイメージ。しかし、義母はある意味、若返るくらいにきれいになっていった。

葬儀社の方が言うには、亡くなっても人は24時間は耳が機能しているので、どんどん声をかけてさしあげると亡くなられた方は喜ぶんですよと。だからお顔も変わっていくんです、と。

常に誰かが側にいるようにして、かわりばんこに、ひ孫や孫、姉妹やその他身近な方々がお線香をあげに来る度に、その安らかな寝顔をみながら「きれいだね〜。」「まるで、いつものように寝ているだけみたい。」「肌が本当にきれい!」「これまで、よくがんばったよねえ〜。」などなど声をかけて戴くなかで、変化していったので、やはり聞こえているんだなあと納得する一方、もう一つ思い当たったのが「発酵」してるということ。

とあるお医者さまの話を思い出し、はっ!気がついたのは、義母の腸内環境。

約7年前にガンが発症してから、アメリカ発の酵素栄養学に基づいたファスティングをして一旦はガンが無くなり、再発後は抗がん剤の効果促進と、治療に耐える身体づくりをするために、腸内環境を調えて免疫力をアップすることをイメージしながら、発酵伝道師でもある息子のアドバイスのもと、発酵食品を様々食べていました。最期の食事も、常食となっていた、質のいい乳酸菌が沢山入った「豆汁グルト」と松山のちゃんと発酵している麦味噌の味噌汁。それらを前日に口にして以降何も食べませんでした。

身体の機能は全てがその瞬間止ってしまう一方で、身体の中の菌達はまだまだ活動している。だから、質のいい発酵食品を食べていた人の身体は亡くなった後も柔らかく、ふっくらするんです、と、その「あるお医者さま」が話していたことが正に義母の身体に起きていることなんだと納得。

菌の働きは発酵か腐敗。

ひ孫や、家族、友人から「きれいだね」と讃えられ、「よくがんばったね」と承認されたことで義母の身体の中に残っていた菌達は発酵の働きをしたのかもしれない。これまで、住まわせてもらった義母の身体へのご奉公で最期に義母を輝かせてくれたのかなと思うと、見えない彼らの存在感が急に増して来た。義母もこちらの世界への執着はさらりと手放し、菌達に身体を明け渡したのでしょう。

家の手伝いと妹達の面倒をみるために高校には行けなかったけれど、いろんなことを独学しては自分なりの方法論を見いだしてきたイノベーターらしい最期のギフト。自分の息子が手がけるライフワークを見事に承認して旅立ったのだなあと思う。

魂が抜けても尚、輝く身体を残したいなあと思う初七日の夜。

1月/02/2018

ミディアム*原レオンさんのお話会とミニワーク〜スピリットの世界はいつもそこに〜

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『ミディアム・原レオンさんのお話会とミニワーク*

〜スピリットの世界はいつもそこに〜@神楽坂』


昨年の夏にMANAHOUSEで行われたリトリートで出会い
お人柄と自然体のミディアムシップ(霊界のメッセージを通訳すること)がとってもしっくりしたこともあり、11月に個人セッションを受けた際には、ぐいぐいっと深い所に導いていただき、今の私に必要な亡き父からのメッセージを通訳していただきました。

その時の体験はこちらにあります。

霊界通信と聞くと、ちょっと怖いという印象もあるけれど実は、私が提供する無意識の世界を探求するトランスフォーメーションゲームやディーバやサトルレベル(微細なエネルギーのレベル)との共同創造を実践するフィンドホーンでの体験するスピリットの世界と深い繋がりがあることを実感。

つまり、スピリットの世界を知ることは自分自身を知ることでもあり、「今」「ここ」を自由に生きていくためのビジョンを与えてくれることなんだと思うのです。

ということで、大忙しのレオンさんに無理を言いまして、2月18日に神楽坂「間」Persimmonにて少人数制のお話会とそれぞれにスピリット達が語りかけるメッセージを通訳していただく場を設けました。

小さな和の空間だけに、一方通行のお話会ではなく、一人一人のお顔を見ながらお話を伺うことができます。自ずと、お話も深まっていくことでしょう。そして、シンクロニシティが織りなす時間ともなり得ましょう。

見える存在も見えない存在も共に暖かな時間を創っていきましょう。


『ミディアム・原レオンさんのお話会とミニワーク*
〜スピリットの世界はいつもそこに〜@神楽坂』

日時:2018年2月18日(日)Open 13:45 Start 14:00~16:30

会場:神楽坂「間」Persimmon

   神楽坂駅より徒歩3分 詳細はお申込の方にお知らせします。

定員:6名 

料金:10,000円(お茶とお菓子付き)

申込:青木まで info☆manahouse.jp(そのままクリックするか☆を@に換えてください)

早々に満席となる予感です。お申込はどうぞ、お早めにお願いいたします。

尚、一人一人にお伝えするメッセージは、お一人大体10分程度です。また、ご理解頂きたいこととして、どのスピリットがいらっしゃるかは選べないということ(どんな関係性のスピリットが来てくださるかはやってみないとわからないのです)そして、お時間の関係上、個別の質問へのお答えは原則できないことを予めお伝えしておきます。

<プロフィール> 

原レオン*ミディアム・鍼灸師・ヒプノセラピスト

1320159296ミディアムシップ(霊界との通訳)、鍼灸治療、ヒーリング、ヒプノセラピー(前世療法)など、人や宇宙のエネルギーを扱う。最近は、多忙の為ミディアムがメインになっている。ご縁があってお会いする方皆さんに少しでも笑顔になっていただきたいと、東京を拠点に、個人セッション、ワークショップ、スピリチュアルイベントを開催し、全国および海外でも活動中。 早稲田大学教育学部卒、東京医療専門学校卒。

Blog「原レオンのスピリチュアルな日々を目指して」

11月/19/2017

ピースメイキング*カフェ@神楽坂

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神楽坂の「間」Persimmonの活動に新たに「ピースメイキング*カフェ」が加わります。

トランスフォーメーションゲームやフラワーエッセンスのセッションや勉強会、あるいは鍼灸治療や様々なイベントが神楽坂の「間」では開催されていますが、もっと気楽に対話を重ね、深めていく場があってもいいなと思い「予約制カフェ」を始めます。

不定期ですけれど。

目的は「ピースメイキング」

日々心の中で感じ、頭でいろいろと考えを巡らすことを話して、聞いてもらうことでスッキリすることはよくあります。ハートを開いていくことが何よりもピースメイキングの第一歩。そして、その一歩はご自身のピースメイキングだけでなく、世界のピースメイキングへと繋がっていきます。

ファシリテーターと参加者、あるいはクライアントという関係性ではなく、ただこの世界のことや心の世界のことを語り合う場です。その時に集まるみなさんと一期一会の時間を紡いでいく。お互いのここまでの人生の旅の話に耳を傾け、そして響き合いながらそれぞれが必要なことだけを持ちかえる。

お話のきっかけにその時に応じて、持ち寄った本の読み合せをしたり、あるいはエンジェルカードを引く、あるいは旅の風景を分ち合うのかもしれません。

お互いに響き合いながら、この世界のピースメイキングを進めていきましょう。

今後のピースメイキング*カフェ開催予定
(下記予定はお部屋の使用状況で随時変更となることもあります。)

 

場 所:神楽坂「間」Persimmon
(お申込の方にアクセスの詳細をお送りします。)

ご料金:2500円(お茶付き)

申 込:要予約(2名以上で開催します。6名定員)
    メール:info☆manahouse.jp (☆を@に変更してください。)

11月/18/2017

ねむの木こども美術館を訪ねて

IMG_2786先日、掛川でのトランスフォーメションゲームの帰り道に「ねむの木学園」にご案内戴いた。広大に敷地の中に学園を中心に一つの村がある。

今回はその中の「ねむの木こども美術館」を訪れた。

「ねむの木の詩が聞こえる」というドキュメンタリー映画を見たのは10歳の頃。

宮城まりこさんの独特の語り口が未だにそのまま聞こえるくらい印象が記憶に残っている。

自分と同い年くらいの子供たちが、自分とは違う暮らしをしながら、描く絵の世界に引きこまれたのを思い出す。

40年ぶりの対面。

改めて子供達の絵の斬新さ、彼らの心の目でみた世界の鮮やかさや痛みや温かさがじわーっとこちらのハートに飛び込んでくる。

有機体が絵の中に存在する。

活き活きとしたモチーフ。

畳一枚分のキャンパスに、もの凄い集中力で描かれた幾千もの小さなお花の広大なお花畑。「3年間かかったからテーマを忘れちゃった。」というタイトル。

一人一人、独特のスタイルがある。

色の使い方、構成、モチーフ。

一人の男の子が、お母さん(宮城まりこさん)が入院した時に描いた絵は、細胞のような角が丸い四角が並びスモークグレーとスモークピンクに塗られている。彼はまりこさんが入院中、一切絵が描けなくなり、そして退院した時に再び筆を取り、先ほどの細胞達は真っ赤に塗られた。彼の中の「赤」が示すものに強烈に惹かれた。命の躍動感が伝わってくる。

カッコ良く描こうとしていない。

描かずにいられなくて出て来たもの。

そこには「情動」が宿る。

アートの力がみなぎっている。

まりこさんは子供たちがのびのびとかつ、しっかりと描きあげるために、子供たちが描く度に

「描いてくれたのね、ありがとう。」

と声をかけていたそうだ。

褒めるだけでは、満足して描き続けない、ダメ出しは萎縮させるだけ。

ただ、描いてくれたことへ感謝を伝える。

いま、学園の職員の方々も同じように声をかけているそう。

なるほど〜と唸った。

感謝されることで、もっと描きたくなる。これは、子供達だけではないかもね。

そして、描きたくなるまで待ち、そして描きたいだけ描かせてあげる。

学校で、一時間の中で描かされている子供達がちょっと可哀想になる。

って、私もその一人だったけれど。

「どんぐり」と名付けられたまるっこい建物は藤森照信さんのデザイン。

しっくいとどんぐりの木のコラボでホッとする。子供たちの絵の世界観とばっちりマッチング。

ねむの木学園の周りには、職員の方々の宿舎をはじめ、ガラスやニットの工房やお花屋さんが点在し、一つの村となっている。今度来た時はもっとゆっくり訪ねてみたいな。

現在宮城まりこさんは90歳になられ、ガンや脊椎の骨折をされ、車椅子での生活をしていらっしゃるとのことでしたが、その日も東京へ出張中とのこと。

雑誌に掲載されたまりこさんは、美しいおばあちゃまになられていた。

まりこさんのラブインアクション。アートの心を静かに熱く、そして揺るぎなく。

その愛に深く深く敬いを感じながら、肚に力が入る。

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9月/22/2017

フィンドホーン*ダイアリー〜The seed of Peace Making〜

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今回の体験週間で私のもとにやってきたエンジェルは「Responsability」=責任。

フィンドホーンの辞書ではAbility of response=「応える能力」。

地球を両手に持ちながら敬うエンジェルが描かれている。

これまでも度々引いて来たエンジェル。

いつも、このエンジェルがやってくるとすっと、背筋が通る。

そして、それはある種心地よい感覚。

私はこのグループのオーガナイザーであり、グループリーダーとしての責任がある立場な訳で、あまりにも分かりやすいと言えば分かりやすい質をもつエンジェルがやってきた。でも、この地球を持つエンジェルが今回、私に語りかけてきたのは私の活動の根っこをもう一度見つめてみようということだった。

私がフィンドホーンに通い、こうして日本の人々をお連れし、日本でもフィンドホーンというキーワードの中で様々な活動を行うモチベーションの「種」はどんな遺伝子を持っているのだろう。

エンジェルを迎える為に行われた瞑想の中で湧き上がった記憶は、幼い頃から私が自ずと持ち続けて来た身の回りの世界への問いかけ。

この家族をどうしたらいいんだろう。
この緊張感の中でどうやったら良いのか。

どうしたら、私の大事な人達が仲良くしてくれるのか。

そして、どうしたら私は安全で平和な世界に暮らせるのか。

幼い私にとって世界とは「家族」。

日常的に怒りや嘆きのマグマが渦巻く活火山のような家庭環境の中で、ずっとこの問いかけをしながら育った私は、シンプルに「安全」と「平和」を渇望していたと思う。

姉や兄と年が離れて生まれ、大人の中の唯、子供だった私の役割は噴火したマグマを鎮めること。これは勝手に私がそう感じていたことだけれど。泣いたり、観察したり、感情移入したり、私自身も自分の中のマグマに翻弄されながらも、でもずーっと、「どうしたらいいのだろう。」と考えて来たように思う。

ずっと続く旅の中で、いまだその問いかけは内側に響いている。

2004年に初めて訪れたフィンドホーンは、これまで歩いて来た土地の中で、私の中の「平和」や「安全」を感じた世界各地の「場」に響く共通のエッセンスが凝縮した所だった。

初めてコミュニティーセンターに入った時、直観的にここは「ホーム」だと感じた印象は今もまだ鮮やかに心の中に残っている。

私にとって「平和」や「安全」の本質を知るためにかけがえのない場所。

しかし、かといってそこに「こうだから安全で平和なんだ。」というような明快な答えが用意されている訳でもなく、ただただ、その答えを求めるプロセスを形として見せてくれる。この場所を育てて来たエルダー達は口を揃えて、「我々もまだ、答えを求めて日々実験をしている最中だよ。」という。

世界各地から、自然界との繋がりを求める人、人生の意味を求めてくる人、フィンドホーンの神秘に引かれて来る人、新しい社会を創ろうと言う意欲と共にやって来る人、あらゆる「種」を持ちよって、この地球と人類が共同創造していく為の実験を50年余り続けている場所、それがフィンドホーン。その意欲と好奇心、そして行動がここに今でも奇跡をもたらしている。

種が発芽し、成長して大きな木となってその役目を終え、またそこから新しい芽が誕生する。そんなサイクルを繰り返しながら成長して来たコミュニティにこうして触れることで、私の中の「種」もまた発芽し、成長して花を咲かせ、実を付けては一つのサイクルを終えて、新しいサイクルを生み出していく。

とってもパーソナルな歴史の中に蒔かれた「種」は実は、それが世界を創っていく「種」でもある。

私自身の人生もフィンドホーンと同じように、実験の場。

そして、最後までわからない「種」が内包する遺伝子の表現の場。

フィンドホーンと出会って13年目。

「わからない」ということに開放感を味わい、ワクワクする感覚がやってくるようになった。

「Responsibility」ー Ability of Response 「応える能力。」

それは私の中に、かならずある。

だから、責任を重たく捉えるのではなく、人生は「答えはわからない」という旅だからこそ、軽やかに対応していくべし。

一人一人の中にある、重たい「責任」を創造する「対応する能力」に変換できていったら、きっとこの世界も軽やかになっていくだろう。

真実、未来はいつだってオープンなのだから。

4月/06/2017

ライフストーリーシェア*ドキュメンタリー映画監督*纐纈あやさん

↑ 広島県忠海にたった一つ残されていた岩風呂。あやさんの最近の映像です。

☆☆☆

「間」Persimmonの「ライフストーリーシェア」の第三弾は、ドキュメンタリー映画監督の纐纈あやさん。

山口県の原発の建設に対して暮らしを支える海を護る為に30年以上も反対運動をしている祝島の人々を捉えた「祝の島」、そして、大阪の精肉店のある家族の生き様と「いのち」と真っ向から向き合うことの凄まじさと尊さを描いた「ある精肉店のはなし」という代表作二作を世に発表し、日本の若手の女性ドキュメンタリー監督として活躍するあやさん。

その、くったくのない笑顔と同時に、真実に向かってとことん突き進んでいくたくましさと鋭さが彼女の魅力。どこまでも真っ向勝負の在り方に老若男女、分け隔てなく魅了される存在。

昨年、結婚して新しい暮らしとともに新しい自分を育てています。

私とあやさんの出会いは12、3年前。当時、彼女は東中野のポレポレタイムス社で本橋成一監督のもとでプロデューサーとして仕事をしていて、在る映画の試写会に行った際に、紹介されて名刺交換をしてから。共通の友人等もあり、なんとなく、波動が共鳴して友人となりました。

途中、映画の制作時期はなかなかお互いに会うこともままなりませんでしたが、いつも、ひょっこり連絡が来ては、熱い語り合いをしてまたねと別れる。いつでも、私にとっては心の深い所を耕してくれる存在でもありました。

そんな彼女の人生のお話を、分ち合っていただきます。

どんな子供の頃を過ごしたの?

映画監督になんでなろうと思ったの?

結婚してからなにか心境の変化はある?

監督としてではなくて、一人の女性として、人として、そして友人の一人としてあやさんの「今」を感じる時間にあったら良いなと思います。

『ライフストーリーシェアリング』

〜ドキュメンタリー映画監督*纐纈あやさん〜

*日時*

2017年4月23日(日)14:00~17:00

開催日前日に3人以上のお申し込みで開催となります。

*会場*

神楽坂サンクチュアリ*「間」Persimmon
東京メトロ東西線「神楽坂駅」1番出口より徒歩3分。
詳細はお申込の方に別途お送りします。

*スケジュール*

前半にあやさんのお話を聴く時間をとり、休憩を挟んで、対話の時間になります。

*料金*

スライディングスケール制 3,000円/ 4,000円 /5,000円
受けとったものに対して料金をご自分で決める仕組みです。

*定員*

10名 定員に達し次第締切りとなります。

*問合せ&申込み*

メールにてご連絡ください。
Mail:info☆manahouse.jp (☆を@に換えてお送り下さい。)

☆お名前
☆連絡先(電話とメール)
☆あやさんに聞いてみたいことなどあればそれも添えてご連絡下さい。

*キャンセルについて*

小さな空間での限られた人数での会となります。
キャンセル料は発生しませんが、連絡の無いキャンセル当日のキャンセルはどうぞなさらないよう、お願い申し上げます。

纐纈あや・はなIMG_1155ぶさあや(映画監督)

東京生まれ。自由学園卒業。’10年に上関原子力発電所に反対し続ける島民の暮らしを映し撮った映画『祝の島』を初監督。シチリア環境映像祭で最優秀賞受賞。大阪貝塚市の北出精肉店の家族の暮らしを描いた二作目『ある精肉店のはなし』(2013年)は平成26年度文化庁映画賞文化記録映画部門大賞。現在は、日本の移り行く時代の中で、消えかかっている人々の営みを映像に撮り続けている。

やしほ映画社ウェブサイト:http://yashihofilms.com/

4月/01/2017

Life is A Gift!

いのちは贈り物

そして、人生もまた贈り物

3月の最後の日、神楽坂「間」Persimmonにてライフストーリーシェアが行われました。

思った以上に暖かで、深い環が生まれ、一日の終わりに、人はこうして、丸くなり、語り合ったのだなと、想いおこす時間でした。

ライフストーリーシェアは誰かの答えを見つける場でも、問題を解決する場でもなく、一人一人の人生に響きあって、それぞれがまた自分の人生に戻る「踊り場」のようなもの。シンクロニシティが導く物語をみんなで紡ぐ場なんだなと、改めて感じた夜でした。

この度のスピーカーは踊らないフラメンコアーティストの飯塚真紀さん。

社会に出る頃からフラメンコとともに歩んだ半生。そこに求めていたものは「命の源」

踊ることを極めるために没頭し、頂点を極めたところでの引退。そこからまた一から始めた旅の先で見つけたのは、自分の中の命の源。

その旅を誘ったのは、若くして亡くなったお母さん。

正直でまんまの自分を生きたい。

その叫びがここまで彼女を導いた。

そう話す彼女がフラメンコそのものでした。

あの場を共有してくださった皆さんもまた、一人一人の人生のストーリーを聞いてみたくなりました。

尊いな、

すべてのいのち。

すべての人生。

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2月/17/2017

踊らないフラメンコアーティスト*飯塚真紀さん

14364647_1119205554831333_2848305772110950049_n「間」Persimmonの『ライフストーリーシェアリング』の第一弾は、スペイン在住20年の「踊らないフラメンコアーティスト」の飯塚真紀さん。

最近では「フラメンコ美人クリエイター」として、フラメンコの根っこ掴みながら、一人一人の心を解きほぐし、「なりたい自分になる」ユニークなコーチングを展開中。踊らないフラメンコアーティストでありながら、ほんもののフラメンカ。

20代で迎えた母の死がきっかけとなりフラメンコと出会い、以来フラメンコへの探求を深め、踊り手として一つの頂点を極めたところでプロの踊り手としては引退。そこから、自分の中にある「種」を探りながら改めて自分を知る旅を始めた。

一時は自然農でスペインで畑を耕し、また、地域通貨のコミュニティを立ち上げた。そして、ビーガン料理や日本食を極め、不定期な自宅でのカフェで提供したり、料理教室も開催する。

そして、同じフラメンコアーティストのフランス人のご主人と共に、一人の女性としてパートナーシップを生きる。

真っ向から自分と向き合う彼女の生き方はフラメンコそのものだと思う。

嘘が無く、時に激しい感情をしっかりとむき出しにしながらも、真ん中に戻っていく。

その在り方と笑顔がなんせ魅力的。人間の不完全さも全てひっくるめて「Ole!」にしてしまうフラメンコの魅力と同じ引力がある。

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ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの 真紀さんの自宅のテラス

私が真紀さんと知り合ったのは10年余り前。スペインから一時帰国しては、踊りやリズムのクラスを開講していた時。私は生徒としてクラスを受けていた。いわゆる教室で習うフラメンコではなく、「舞台裏のフラメンコ」だったり「日常を舞台にするフラメンコ」だったり、フラメンコが日常に息づく環境に暮らす人だからこその感性がイキイキしているクラスは、何かはわからなかったけど、心が解放される時間だった。笑いも多いけど真剣、そんなクラスにすっかりハマり、彼女を追いかけ始めた。
クラスの後は、大抵フラメンコや人生の悩みを語り合った。この人となら「心身魂」と「フラメンコ」の世界のリンクを一緒に繋いでいけるかもしれないと感じて、「心と身体をつなぐフラメンコ」というテーマのワークショップを開催したこともある。

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市場にて。

あれから、10年という月日が経ち、お互いにそれぞれの入り口から入ったトンネルがようやく開通したと感じた昨年の再会。
真紀さんが探求して来た「スローフラメンコ」がぐいっと深まって、揺るぎない核心とメソッドが立ち現れたと感じた。

つい先日の誕生日で彼女は亡くなったお母様より、一つ歳上になった。

彼女に取って、フラメンコを始めるきっかけとなった、お母様の旅立ち。そこを超えて今、とっても大切な節目を迎えるのだろう。

そんな、彼女の「今」を分ち合ってもらおうと思う。
踊らないけど、フラメンコに満ちた時間となるでしょう。

☆☆☆

『ライフストーリーシェアリング』

〜踊らないフラメンコアーティスト*飯塚真紀さん〜

*日時*

2017年3月31日(金)昼の部14:00~17:00 / 夜の部18:30~21:30

いずれも、開催日前日に3人以上のお申し込みで開催となります。

*会場*

神楽坂サンクチュアリ*「間」Persimmon
東京メトロ東西線「神楽坂駅」1番出口より徒歩3分。
詳細はお申込の方に別途お送りします。

*スケジュール*

前半に真紀さんのお話を聴く時間をとり、休憩を挟んで、対話の時間になります。

*料金*

スライディングスケール制 3,000円/ 4,000円 /5,000円
受けとったものに対して料金をご自分で決める仕組みです。

昼の部にはスペインからのスイーツと夜の部には軽食が含まれます。

*定員*

昼/夜 いずれも10名 定員に達し次第締切りとなります。

*問合せ&申込み*

メールにてご連絡ください。
Mail:info☆manahouse.jp (☆を@に換えてお送り下さい。)

☆お名前
☆連絡先(電話とメール)
☆ご希望の時間帯(昼/夜)
☆真紀さんに聞いてみたいことなどあればそれも添えてご連絡下さい。

*キャンセルについて*

小さな空間での限られた人数での会となります。
キャンセル料は発生しませんが、連絡の無いキャンセル当日のキャンセルはどうぞなさらないよう、お願い申し上げます。

o0563056313829079145*飯塚真紀プロフィール*

スペイン在住20年(内へレスに17年)のスローライフ・フラメンカ。スペイン政府給付留学生、文化庁芸術在外研修生としてフラメンコを学びプロの踊り手 として活動を続けていたが、2005年「スローイズビューティフル」という本に出会い、踊り手としてのステージ活動を休止。その後は「スローフラメンコ」 と題してありのままの自己を尊重し受け入れるフラメンコをワークショップを通して紹介している。2007年ヘレスにて地域通貨グループ『Red de moneda local Zoquito』を立ち上げ、運営に携わる。予約制の自宅レストランでは、季節の有機野菜で和洋折衷なヘルシー料理を提供している。また、これまでの経験と学びの中で確立したメソッドをもとに「フラメンコ美人コーチング」を展開中。

飯塚真紀ブログ
http://ameblo.jp/slowflamenco/
http://flamenco-sitio.com/slowlife/