いのちは贈り物
そして、人生もまた贈り物
3月の最後の日、神楽坂「間」Persimmonにてライフストーリーシェアが行われました。
思った以上に暖かで、深い環が生まれ、一日の終わりに、人はこうして、丸くなり、語り合ったのだなと、想いおこす時間でした。
ライフストーリーシェアは誰かの答えを見つける場でも、問題を解決する場でもなく、一人一人の人生に響きあって、それぞれがまた自分の人生に戻る「踊り場」のようなもの。シンクロニシティが導く物語をみんなで紡ぐ場なんだなと、改めて感じた夜でした。
この度のスピーカーは踊らないフラメンコアーティストの飯塚真紀さん。
社会に出る頃からフラメンコとともに歩んだ半生。そこに求めていたものは「命の源」
踊ることを極めるために没頭し、頂点を極めたところでの引退。そこからまた一から始めた旅の先で見つけたのは、自分の中の命の源。
その旅を誘ったのは、若くして亡くなったお母さん。
正直でまんまの自分を生きたい。
その叫びがここまで彼女を導いた。
そう話す彼女がフラメンコそのものでした。
あの場を共有してくださった皆さんもまた、一人一人の人生のストーリーを聞いてみたくなりました。
尊いな、
すべてのいのち。
すべての人生。