無事にジュディスさんがフィンドホーンの自宅に着いたという連絡があり、これで本当に今回の旅が完了したという安堵感に包まれました。ハードな旅だっただけに、怪我や事故もなく全てが完了したことは当たり前のようでそうではないと思い感謝でいっぱいです✨
関わってくださった方や、参加してくださったみなさんの祈りや喜びがこのプロセスを守ってくださったと思います。
ジュディスさんの「ダンスを教えることが喜び」という一言から始まった旅。
旅はいつでもそうであるように、最初からはそこに何が用意されているかわからないもの。
そんなUnknown(わからない)にオープンでいること、そして現れてくる未来に信頼をすることをたくさん練習した旅でした。
全てが完了した今、それは正にダンスと同じだなぁと。
ステップやリズムが身体に入るまでは全体像は見えない。でもそれをつかもうとする事で呼吸が繋がり身体からリズムが生まれてくる。
そんな一人一人のプロセスは最初はぎこちなく、時にはカオスになったとしても、ステップを踏み続けていくことで繋いでいる手を通して、心地よいハーモニーになり、そして大きな力となって世界に放たれる。
一度そのハーモニーを体験すればそこへの道があることに確信が生まれ、何かあってもそこに戻れば良いことを知る。
流れの中で現れてくる「今」にいることの醍醐味と面白さを伝えるセイクレッドダンスの旅。
ジュディスが繰り返し伝えたのは数を数えて踊らないこと。音楽の中にあるリズムと旋律に寄り添うことの大切さ。数を数えるのは呼吸を無視して、そこにある豊かな響きや抑揚を楽しむチャンスを逸してしまうからと。
そして、ステップを大きく踏むよりは小さく踏むこと。それは、より内側を感じることであり、同時に手を繋ぐ隣の人たちと快適に踊ること、それが全体の輪をきれいに描き、そこにいる人たちの顔が見える、ということ。
ダンスとシンクロしながら全身で理解したこと。それは、生き方そのものでもありました。
この地球に生きてきた人々の呼吸といのちのうねりと共に、過去や未来ではなく今を踊りつづけること。
セイクレッドダンスの底力はそこにありかな。この旅は止まらない。何があっても踊ってゆこう。
シンプルに、無邪気に、そして快適に。
訪れた先で出会ったたくさんの笑顔と共に今回の旅のコンプリーション。
全てに心からありがとうございました!