4月/01/2017

Life is A Gift!

いのちは贈り物

そして、人生もまた贈り物

3月の最後の日、神楽坂「間」Persimmonにてライフストーリーシェアが行われました。

思った以上に暖かで、深い環が生まれ、一日の終わりに、人はこうして、丸くなり、語り合ったのだなと、想いおこす時間でした。

ライフストーリーシェアは誰かの答えを見つける場でも、問題を解決する場でもなく、一人一人の人生に響きあって、それぞれがまた自分の人生に戻る「踊り場」のようなもの。シンクロニシティが導く物語をみんなで紡ぐ場なんだなと、改めて感じた夜でした。

この度のスピーカーは踊らないフラメンコアーティストの飯塚真紀さん。

社会に出る頃からフラメンコとともに歩んだ半生。そこに求めていたものは「命の源」

踊ることを極めるために没頭し、頂点を極めたところでの引退。そこからまた一から始めた旅の先で見つけたのは、自分の中の命の源。

その旅を誘ったのは、若くして亡くなったお母さん。

正直でまんまの自分を生きたい。

その叫びがここまで彼女を導いた。

そう話す彼女がフラメンコそのものでした。

あの場を共有してくださった皆さんもまた、一人一人の人生のストーリーを聞いてみたくなりました。

尊いな、

すべてのいのち。

すべての人生。

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2月/17/2017

踊らないフラメンコアーティスト*飯塚真紀さん

14364647_1119205554831333_2848305772110950049_n「間」Persimmonの『ライフストーリーシェアリング』の第一弾は、スペイン在住20年の「踊らないフラメンコアーティスト」の飯塚真紀さん。

最近では「フラメンコ美人クリエイター」として、フラメンコの根っこ掴みながら、一人一人の心を解きほぐし、「なりたい自分になる」ユニークなコーチングを展開中。踊らないフラメンコアーティストでありながら、ほんもののフラメンカ。

20代で迎えた母の死がきっかけとなりフラメンコと出会い、以来フラメンコへの探求を深め、踊り手として一つの頂点を極めたところでプロの踊り手としては引退。そこから、自分の中にある「種」を探りながら改めて自分を知る旅を始めた。

一時は自然農でスペインで畑を耕し、また、地域通貨のコミュニティを立ち上げた。そして、ビーガン料理や日本食を極め、不定期な自宅でのカフェで提供したり、料理教室も開催する。

そして、同じフラメンコアーティストのフランス人のご主人と共に、一人の女性としてパートナーシップを生きる。

真っ向から自分と向き合う彼女の生き方はフラメンコそのものだと思う。

嘘が無く、時に激しい感情をしっかりとむき出しにしながらも、真ん中に戻っていく。

その在り方と笑顔がなんせ魅力的。人間の不完全さも全てひっくるめて「Ole!」にしてしまうフラメンコの魅力と同じ引力がある。

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ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの 真紀さんの自宅のテラス

私が真紀さんと知り合ったのは10年余り前。スペインから一時帰国しては、踊りやリズムのクラスを開講していた時。私は生徒としてクラスを受けていた。いわゆる教室で習うフラメンコではなく、「舞台裏のフラメンコ」だったり「日常を舞台にするフラメンコ」だったり、フラメンコが日常に息づく環境に暮らす人だからこその感性がイキイキしているクラスは、何かはわからなかったけど、心が解放される時間だった。笑いも多いけど真剣、そんなクラスにすっかりハマり、彼女を追いかけ始めた。
クラスの後は、大抵フラメンコや人生の悩みを語り合った。この人となら「心身魂」と「フラメンコ」の世界のリンクを一緒に繋いでいけるかもしれないと感じて、「心と身体をつなぐフラメンコ」というテーマのワークショップを開催したこともある。

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市場にて。

あれから、10年という月日が経ち、お互いにそれぞれの入り口から入ったトンネルがようやく開通したと感じた昨年の再会。
真紀さんが探求して来た「スローフラメンコ」がぐいっと深まって、揺るぎない核心とメソッドが立ち現れたと感じた。

つい先日の誕生日で彼女は亡くなったお母様より、一つ歳上になった。

彼女に取って、フラメンコを始めるきっかけとなった、お母様の旅立ち。そこを超えて今、とっても大切な節目を迎えるのだろう。

そんな、彼女の「今」を分ち合ってもらおうと思う。
踊らないけど、フラメンコに満ちた時間となるでしょう。

☆☆☆

『ライフストーリーシェアリング』

〜踊らないフラメンコアーティスト*飯塚真紀さん〜

*日時*

2017年3月31日(金)昼の部14:00~17:00 / 夜の部18:30~21:30

いずれも、開催日前日に3人以上のお申し込みで開催となります。

*会場*

神楽坂サンクチュアリ*「間」Persimmon
東京メトロ東西線「神楽坂駅」1番出口より徒歩3分。
詳細はお申込の方に別途お送りします。

*スケジュール*

前半に真紀さんのお話を聴く時間をとり、休憩を挟んで、対話の時間になります。

*料金*

スライディングスケール制 3,000円/ 4,000円 /5,000円
受けとったものに対して料金をご自分で決める仕組みです。

昼の部にはスペインからのスイーツと夜の部には軽食が含まれます。

*定員*

昼/夜 いずれも10名 定員に達し次第締切りとなります。

*問合せ&申込み*

メールにてご連絡ください。
Mail:info☆manahouse.jp (☆を@に換えてお送り下さい。)

☆お名前
☆連絡先(電話とメール)
☆ご希望の時間帯(昼/夜)
☆真紀さんに聞いてみたいことなどあればそれも添えてご連絡下さい。

*キャンセルについて*

小さな空間での限られた人数での会となります。
キャンセル料は発生しませんが、連絡の無いキャンセル当日のキャンセルはどうぞなさらないよう、お願い申し上げます。

o0563056313829079145*飯塚真紀プロフィール*

スペイン在住20年(内へレスに17年)のスローライフ・フラメンカ。スペイン政府給付留学生、文化庁芸術在外研修生としてフラメンコを学びプロの踊り手 として活動を続けていたが、2005年「スローイズビューティフル」という本に出会い、踊り手としてのステージ活動を休止。その後は「スローフラメンコ」 と題してありのままの自己を尊重し受け入れるフラメンコをワークショップを通して紹介している。2007年ヘレスにて地域通貨グループ『Red de moneda local Zoquito』を立ち上げ、運営に携わる。予約制の自宅レストランでは、季節の有機野菜で和洋折衷なヘルシー料理を提供している。また、これまでの経験と学びの中で確立したメソッドをもとに「フラメンコ美人コーチング」を展開中。

飯塚真紀ブログ
http://ameblo.jp/slowflamenco/
http://flamenco-sitio.com/slowlife/

 

 

3月/28/2016

フラメンコレッスン*ダイアリー

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昨年の秋から南砂町のカルチャーセンターでフラメンコを伝え始めて半年が経ち、ようやくその広いスタジオや一歩前に立ってフラメンコを伝えるということに慣れてきた。長年続けて来られている生徒さんを引き継ぐクラスと全くフラメンコに初めて触れる方のための入門クラスと2クラス。

一時間という限られた時間で、生徒さん達が何か一つでも持ち帰るものを提供できるか、あるいはつかの間日常生活を離れて、カラダを動かすことに集中し、リフレッシュできるか、模索しながらの半年でした。今もそれは続くのだけれども、少しずつ自分が何をこのフラメンコを通して伝えたいのかが姿を表し始めてきた。

フラメンコは恐ろしく奥深い。なぜなら、人間そのものの奥深さを歌い、その感情そのものになり、フラメンコを踊る、歌う、弾く者たちのカタルシスを観る人達へ分ち合うものだから。時にそれは、神様との対決にもなり、むき出しの存在が最後には立ち現れ、その愛に包まれるものである。

こんな境地はどこにあるのか、でもそれを観たことはあって、そこに向かいたいけど、いつまでも彼方にある。

それが私の感ずるフラメンコの世界。

この世界をどう噛み砕いて、楽しく、伝えるのか。。。これはきっとフラメンコを指導する方々みなさんが模索することなのではないかなと思う。

とはいえ、私自身カルチャー出身。

その初心を思い出すこと。あの時は、ただ言われるままにカラダを動かすことが新鮮だったなと。

オフィスワークや家事で使うカラダの領域はとても限られていることに踊る様になって初めて気がついた。そして、いつの間にかその限られたカラダの領域で固まってしまっていることも。

カルチャークラスの入門クラスではまずはここから。

カラダをほぐして繋げて呼吸入れて。そしてリズムを入れていく。

外側の筋肉を鍛えるのではなく、コアを鍛えてしなやかなカラダになっていくこと。今流行のレジリエンスをカラダで実感できるように。

時にそれは「フラメンコ」という領域から出ることになるかもしれないけれど、とても大切なこと。

カラダの自由さを求める一方で、フラメンコ的に大切な軸は、そこに「意志」を通すということ。

それがフラメンコのリズムの環を生み出していくということ。

フラメンコのリズムは循環。その循環の中で曲趣によってアクセントが変わってくる。そのアクセントが「意志」であり「軸」

自由を求めるとき、その軸があることでより自由に内側を感じられる。小さな入り口から、最終的にはそんな領域に向かえるように時間を重ねていきたいもの。

コトバにするは易し、行うは難し。でも、やればやっただけ応えてくれるのも事実。

そして、それは日々生きることに直結していく。

お伝えしながら、私自身もなぞる道。

半年過ぎての覚え書き。

 

 

2月/21/2016

ライブ所感@高円寺カサ・デ・エスペランサ

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©Toshiharu Kawajiri

2月18日久しぶりの本番で踊りました。

場所は高円寺カサ・デ・エスペランサ。馴染みのある共演者と温かい会場のみなさん、そしていつも我々の研鑽の場を提供して下さるエスペランサのみなさんに支えられ、無事に踊り終えることができました。

ありがとうございました。

昨年9月に恵比寿アンダルーサでスペインから来日しているアーティストと共演するライブで見事に不完全燃焼となり、これは少し頭を冷やさねばと思ったことと、自分の暮らしの大きな変化も合わさって半年余り、週一回のレッスンと時々自分での練習をいう淡白な時間を過ごしました。

馴染みの曲を新しい振付けで踊るということもあり、より時間をかける必要もあったことも事実。また、秋から指導も始め、様々にそれまでと同じようなリズムでフラメンコに関われなくなった時間でした。

でも、その決断はとても良い変換をもたらしてくれたかなと。

昨年末からの一ヶ月余りはこの曲を身体に浸透させて、自分の呼吸と結びつけていくという作業をじっくりしてきた。

それは、とても良い時間だったなと思う。
振り付けられた踊りに、自分の呼吸が反応し始める瞬間はいつでも気持ちいい。

そう、こういうことちゃんとやりたかったんだと改めて思った時間だった。

踊りたくて踊りたくて仕方なくて、夢中でライブを重ねていた数年前。とてもキラキラしていて素敵な時間を過ごしていたなと思う。でも、どこかから自分を通り越して本番のために練習する時間を追いかけるような状態になっていたなと。それはとても雑な感じがする時間だった。その先に「踊りたい」から踊るのではなく、「踊らなくちゃならない」から踊るということにモチベーションが変わっていったのだと思う。それは自分が、本番に向けて練習し続けないと身体が鈍っちゃうだろうという怖れからなのだけど。そして、その先に、昨年9月のライブがあったんだなあと。

今回のその新曲はまだまだ荒削りでこれから更に深めていきたいと思うけれど、あのキラキラしていた頃の本番を思い出す時間だった。間違えることを恐れず、飛び込んでいくこと。そして、同時にぎゅっと集中して全体と共に踊ること。その両方が混じり合う時は、いつでも終わった時に開放感に満たされる。身体も心も開いて浄化される。

これって、フラメンコに限ったことではないなと思う。

日々の仕事やあらゆることに言えること。

まわりの状況や出来事と一体化せずに、いつでも自分の中に流れている呼吸に戻れるところにいること。
そこから常に始められること。

何であれ、フラメンコのヌメロ(曲)を一曲踊るということは、この生き方を練習していることのように思う。
全体と「ひとつ」になることは、「一体化」とは違う。
つまるところ、一人一人がちゃんと呼吸して生きながら共に刺激融合してグルーヴすることなのだと。

人生同様、フラメンコでもまだまだその粋には達することがままならない。

でも、瞬間が訪れることがある。それが強烈に心身魂に記憶される。

また、それに出会いたくなる。

だから、踊ることも生きることも辞められないのだな。

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©Toshiharu Kawajiri

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月/13/2016

A Happy Lunar New Year !

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A Happy Lunar New Year 2016!

2月8日、旧暦の新年を迎えました。
水瓶座の新月とも重なり、ここでまた一つエネルギーの流れの変化を感じる新年の始まりとなりました。

私は算命学で12月と1月が毎年天中殺にあたるので、今年からこの2月の節分、立春、春節という節目に新しい始まりとしようと決め、意識を向けてみたらあれやこれやと色んな方面から新しい繋がりが生まれたり、場が誕生したり。

天中殺の時期に十分エネルギーを養って旧暦新年を迎えるというのはとてもいい感じがしています。

2年余り前に16年勤めた会社を辞め、かつて学生を終えてから自分の生きる道を探すべく旅をしようとしたように、まずは自分自身を護られた柵のそとに放り出してみようと、なすがままという時間を過ごしてきました。

そんな旅の途上、今ここにあるのは、やはりPeace Making。

そして、「旅」と「暮らし」という軸。

フィンドホーンに通い始めて10年余り経ち、そしてそこに流れている本質はなんなのかなぁと眺め、観じて来たなかで、浮かび上がるキーワードは「全ては実験」、「未来をオープンに」、そして「種」。

生まれて来る時に、この肉体に植えた魂という「種」を育くむことが、私たちのこの人生そのものなのだと。

私がこれからの人生を生きていく一つの道として、Peace Makin’Laboという場を創っていこうと思います。それは、様々にみなさんにそれぞれの実験の場を提供する仕事だと思います。畑に蒔いた種を育てる様に必要なことを丁寧に(ここが今年のチャレンジです。)やっていく中で、ゆっくりとこれらのことを紡ぎ合わせ、人生の後半を育むひとつの母体となっていくといいなと思います。

その最初の場として、去る2月6日の山川亜希子さんを国立にお招きし、国立の聖地、アグレアブル・ミュゼで「共に過ごす土曜の午後」を開催しました。

IMG_4921「人生はアート!」で始まった亜希子さんのお話がそのあとの自発的な展開を紡ぎ、最後はお越しいただいたみなさんと、ダンスを分ち合う時間となりました。

「心を変えるより、波動を変える。」というメッセージが印象的でした。

ダンスやアートはまさに、その波動を変えるために存在するのだと改めて腑に落ち、これまで言葉にできなかった感覚に言葉を戴き、スッキリ^^ フラメンコや書の活動も「個人的活動」からPeace Making活動の一環に括りをやっと変えていけるなあと思いました。

IMG_4880ご縁の流れで、山川ご夫妻が最近出された本「引寄せの極意」を読んでいます。とてもわかりやすいキーワードに満ちた一冊です。とかく誤解をしやすい「引寄せ」、その極意とは、まずは自分自身が幸せで在ることと。当然の様でついつい自分を後回しにすることが美徳のこの文化の中で抵抗を感じる方も多いかもしれません。(今の10代、20代の人たちはここを軽々と飛び越えているなと感じますけれど。)

そして、幸せとはありのままの自分自身を生きるということ、だと。自分を知ることはスピリチュアルプラクティスの求めるところだと思いますが、知れば知る程知らないことを知る、という日々。

人生はやっぱり自分自身であるために、幸せにあるための実験の連続だと思います。

その人生の実験を自らもしつづけながら、ご縁のあるみなさまと分ち合っていけたらと思います。

☆☆☆

ここからはPeace Makin’Labo のご案内となります。

トランスフォーメーションゲームは3月は今のところ、週末は12日と13日、平日は15日、22日、29日が開催可能です。ご希望がありましたらまずはお問い合わせください。出張も可能です。ゲームの詳細はこちらを ⇒ http://manahouse.jp/news/1321.html

フラメンコの入門クラス、または古代文字アートの体験などもご興味ありましたらご一報ください。古代文字アートについては私が参加している天遊組としての出張ワークショップを様々な形で開催できます。学校やカルチャーグループなどで古代文字の奥行きと、線を書く、という体験もまた「波動を変える」実験。
最後は「波動を変える」真剣勝負はフラメンコのライブ!
今月18日、高円寺の老舗タブラオ「カサ・デ・エスペランサ」にて出演いたします。
日 時:2月18日(木)Open 19:00 Start 20:00~/21:15~
会 場:高円寺カサ・デ・エスペランサ
出 演:ギター片桐勝彦 カンテ森薫里 バイレ堅正はるか 長岡聖子 広瀬麻奈
料 金:4,000円(ワンドリンク、ワンプレート、ショーチャージ込、割引券あり)
予約はMANAまでご一報頂ければこちらでいたします。
詳 細:http://manahouse.jp/news/7.html

長々とここまでお読み頂き誠にありがとうございました!
春を感じる風とまだまだ冬の寒気が入り交じる季節。どうぞ、お身体大切にこの季節をお過ごしください。どこかでお会いできるのを楽しみにしています。

2016年2月

感謝を込めて
青木(広瀬)麻奈

9月/05/2015

フラメンコ*18年目の秋

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会社員となり一年が丁度過ぎた30歳の秋に恵比寿の読売カルチャーセンターでフラメンコを習い始め、なんと17年あまり。あっという間だったけどそんなに時間が経ったんだ!!と唖然とする。

初めてのレッスンは短パンとスニーカー。

片足ずつ二回踏み鳴らすパソができず、鏡に映る姿が無様で自分で可笑しくなった。その可笑しさが、不思議と気持ちよくて、これ何?という感覚がスイッチを押したのがわかった。踊って気持ちいいということではなくて、自分のかっこ悪さを目の当たりにして何かが吹っ切れたのかも。

以来、フラメンコはご飯を食べるのと同じように日常生活の一部となっていきました。

「カラダを動かす」ことから始まり、最初の3ヶ月が過ぎ、セビジャーナスの音楽の中で初めてリズムとシンクロして「カラダが動いた」時の快感は忘れられない。「これ、たのしい!!!」とカラダ全身が喜んだのを覚えている。

それからは、取り憑かれた様に訳のわからないリズム構成や曲種を理解するためにあれやこれや。フラメンコという文字があれば手にする、という日々。まったく新しい遺伝子をカラダに取り込むために空いた時間をフラメンコに注ぎました。

自分のかっこ悪さを目の当たりにして始まったプロセスは、踊りを学ぶと同時に、私にとっては全てがそれまで自分でも知らなかった、私自身の心の閉塞感に穴をあけ、風を通してゆきました。

自分が「これが私のカラダ」と思っていた輪郭は、まったく動かして来なかった部分を動かすことで大きく広がり、カラダがひらかれていくことで、「呼吸」をするようになり、そして心の筋肉も鍛えられていきました。

フラメンコを通して発見した「カラダ」と「呼吸」と「心」の関係。

鏡と向き合うレッスンだけでなく、それは教室の仲間との群舞を学ぶ中で、またソロで舞台に立って踊ること。そしてフラメンコの技術の成長の遅さにしびれを切らして学んだ、フリームーブメント&ダンス瞑想。そして、フラメンコの旅と並行して通ったフィンドホーンでの体験を通してのココロと魂そのものの探求。360℃の角度からこの17年間学んできたこと。まっしぐらにフラメンコそのものを追求してきた訳ではなく、大きく螺旋を描きながら歩んできた時間だった。

ヒターノの血が流れていない私にとって「純粋なフラメンコ」は決して、自分のものにはなり得ない、それはスペインで過ごしたつかの間の時間の中で思い知った。でも、彼らの「生きる」というエッセンスがフラメンコには凝縮されている。フラメンコを踊ることはそのエッセンスを自分の人生に取り込んでいくこと。繰り返し、繰り返し。それはこれからも続く。

カラダと心の世界も、そしてフラメンコの奥底に流れる生命の躍動も知れば知る程に道は長くなり、奥行きが深くなっていく。
終わりの無い旅はこれからも続くのでしょう。

そんな私のフラメンコ生活18年目に入る10月。再びカルチャーの教室に通うことになりました。
今度は生徒ではなく、講師として。

途上ではあるけれど、私がフラメンコを通して自分の心と向き合い、カラダで体験、体感し得てきた知恵と私なりの人生への答えが今伝えられることのすべて。

前任の先生がこれまで大切に育てられた生徒さん達。そして新しくフラメンコを始める生徒さん達。ここ10年余り、カラダと心を繋いでいくという視点で私が学んでいることを伝えられる場を与えていただいたことに心から感謝しながら私自身も成長していきたいと思います。

*レッスン*

毎週水曜日 初級12時半〜13時半 入門 13:45〜14:45
@南砂町カルチャーセンター

お問合せは南砂町カルチャーセンターまで御願いいたします。
http://www.culture.gr.jp/sunamo/blog.php