台風の影響が関東にも及び、朝から気持ちよく雨がザーーーーーッと落ちていた7月16日の午後。新月と合わせて、初めてトランスフォーメーションカフェを開催しました。思いついてから10日もなく、でも場が与えられたということはやりなさい、ということだろうと、いつもの見切り発車(^^; 誰が来てくれるかわからないけど、来て下さった方々と良い時間を創り出そう、ということを決めておりました。
結果として午後の部に7名の方々、夜の部に5名の方々が集まり、2時間ずつ、2回のセッションに分かれて行いました。集まる方々と、夕方と夜という外のエネルギーとの違いで、内側の声に従うことで全く内容が変わっていきました。
やることは、その月のテーマを元に今自分の中にあるビジョンを探りながらクリアにしながら、今、自分にとって最も大切な意図、あるいは宣言を立てた上でカードを引き、そのカードから導かれる直感に従って分ち合うということ。
すでに、はっきりと自分の中にあるテーマに沿ったり、蟹座は「家族」「家庭」そして「帰属する場所」などのテーマがあり、そこから自分の今のビジョンや願いを紐解いていきました。
午後の部は、それぞれに意図を10個上げていただき、シェアをしながらその中の一つを選んでいただきました。そしてトランスフォーメーションゲームで使用するInsight(洞察)、Setback(後退)、Angel(メンター、精神的なサポート)の三種類のカードを引いていきます。意図を立てることで、そこに磁場が生まれ、その人の意図に対して必要なメッセージを引き寄せるのです。カードはそれぞれ、すでに持ち得ている性質や資源、あるいは経験、障害、そして次なる方向性とそのプロセスをサポートするエッセンスを導き出します。
カードを引いた途端に「びっくり!なんで、こんなにピッタリの言葉来るの?」という方や、プロセスの中でこれまでもやもやしていたことの根っこに触れることになった方など、それぞれにプロセスを味わっていただきました。2人組になりたっぷりシェアしていただきましたが、全体でのシェアの時間が足りなくて入替時間にはみ出してしまいました。次回は、もっとお時間をとりたいと思います。
夜の部は、お一人の予定が結果五名となりました。お一人ならば個人セッションと思っておりましたが、私も含めて六人となり一つのテーブルを囲みながら、瞑想しているうちに、やはり、ここは「帰属する場所」である「日本の今」というところから全員で一つの意図を立てていこうと言う流れに。
その日、地方の出張から駆けつけたAさんは、日頃からご自分の方法で広く平和を伝え歩く人。16日の夜、国会の前に行くべきだと思いながらも、どうしても向かえず、ここに来て下さいました。声を上げることの大切さを知りながらもそこに違和感を感じられていたと。それがどういうことかは意図を立てていく間に見えてきたように思います。
私たちが立てた意図は
「私は平和を愛する心によって、自立し、自分のいる場所でピースメーカーの手本になります。」というもの。
手に負えない大きな国の流れを目の当たりにしながら、前を向いて歩いて行くために、何を自分自身に伝えたらいいのかを私自身も模索している中で、ここに集った皆さんと注意深く言葉を紡錘いていきました。「手本」となると言って下さったのは、ご夫婦でレイキのアカデミーを東京と大阪で主催し、「心」の在り方について多く著書のあるYさん。この一言は、私たちの意図にしっかりとしたコミットメントを吹き込んでくださいました。
カードのセッションは一人一人一枚ずつとりながらシェアをしていきました。
大きな課題を目の前にして、パーソナルな領域を旅する、という時間となりました。社会問題はとかく相手側を指差して、批判したり指摘するアクションになりがちですが、それは認識するレベルで留まってしまい、根本原因には至らないことが常。見ている対象は社会の問題であっても、指先を自分自身に向けて自分の内側を探索していくことが、その人の現実と感じる社会が変容し、そしてそれは表にも現れていく。一人一人のその変容が社会を変えていくと思うのです。その入り口、きっかけとなるようなセッションとなりました。
夜の部もまた、シェアが深くなり、時間が足りない!ということに。次回への課題です。
次回は8月14日 16:00〜21:00 @国立トピナンブールにて。詳細はまたアップします。
夜の部にご参加頂いたYさんのブログをご紹介します。
日記*カフェ ホトケと私