今年のフィンドホーン体験週間が完了
私自身が参加した2004年以来、夏のフィンドホーンは初めて。昼間の時間が夜の10時過ぎまで続き、たくさんの花が咲いていてやはり開放的なエネルギーに満ちていました。
特に今年は、この体験週間の前後にトランスフォーメーションゲーム40周年、セイクレッドダンス40周年というお祝い週間があり祝福ムードに包まれていました。
今年は日本のあちこちから、13名の方々が集まりました。
一年かけてこうしてご縁が結ばれて、成田やアバディーンのホテルでお会いする時に毎回感動します。すでにそれがミラクルだといつも思います。
体験週間のはじまり
7月7日午前発のKLM便で成田を出発、アムステルダムを経由し、私は7名の方とともにアバディーンへ。そして、いつもの空港の側にある「スピードバードイン」で一泊。まだまだ明るい夕方に到着し、旅の疲れもありつつも、夜までの時間にちょっと町へ探索に。その間に3名の方がチェックインされました。
7月8日金曜日の朝、チャーターバスでフィンドホーンの最寄りの町、フォレスへ。この日はフォレスの町にあるホテルで一泊。ここでさらに3名の方が合流しました。ようやく全員集合!翌朝はフィンドホーンからのバスがお迎えに来て下さり、ようやくクルーニーへ到着。ここで一つ私自身の大きな役割が完了!なじみ深いクルーニーのラウンジでお茶を戴く時にようやくホッとできるのでした。ここからは、フィンドホーンの時間。今年もまた、一週間が始まる期待感とともに。
プログラムが本格的に始まる土曜日の午後に、クルーニーヒルのシカモアルームでイントロダクションが始まりました。それぞれが3分程度で自己紹介とご自身のことをシェアしていただく時間です。
ここに来るまでのやりとりや、自己紹介文を思い出しながら、「ようこそここまで来て下さいました!」という気持ちで迎える時間。10年もの間、焦がれてやっと来られたという方、つい最近本を読んで興味もって、友人に誘われて。。。と理由は様々ですが、今回こうして集まったのは何かのご縁。これからの旅がそれぞれにとってギフトになりますようにと願いました。
今回のグループエンジェルは「Balance」
イントロダクションに続いてはエンジェルメディテーション。それぞれのエンジェルとグループエンジェルを選びます。
今回のグループエンジェルは「Balance」~バランス~がやってきました。
グループ、コミュニティという場において一人一人のユニークネスを活かしながらひとつの場を協働創造していくために、とても大切なエッセンス。しっかりとグラウンディングして、センタリングしてこそ他者とも繋がれるわけで、その天秤の軸となるイメージが湧いてきました。
また、いま世界で起きている悲惨な事件や傷みに対して、どうか関わるかという問いかけの応えでもあるように私は思いました。痛みや破壊を事実として受け止めながらも、自分の在り方やアクションについて見つめる時、世界のバランスをとっていくために私ができることはどんなことなのか。
この春から田んぼを始めた今、やはり稲を植える、歓びを感じ分ち合うということで全体のバランスをとること、そんなことも湧き上がってきました。
そして、50年余り続けられているフィンドホーンの実践もまたそのバランスをとることに通じるのだと。
つづく