田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。
残暑お見舞い申し上げます!
お盆もすぎ、お仕事も再開された方も多いことと思います。あるいは、これから夏休みという方もあるかもしれませんね。いずれにしましても、お元気で楽しく過ごされていることと思います^^
さて、ごの通信もご無沙汰しております!
6月いっぱい毎週末田んぼに通っておりましたが、7月に入り水管理と草刈りが主な田仕事となり通うペースもスローになりました。
その間、隣の田んぼのHさん、夏休み兼ねて田んぼを尋ねて下さったMさんご一家と連携を取り、田んぼの水は涸れること無くここまで来ております。
15日に溜め池の水をこの地区では、台風対策で抜き始めるということで、12日に日帰りで青木家とNさん、そして台風がやって来る前の17日に日帰りで水を入れに田んぼに行きました。そして!ようやく、イセヒカリの出穂が確認されました^^
周りの田んぼから遅れること1ケ月、私たちの稲も花が咲き出穂の時が訪れました。
田植えが1月遅いので当然ではありますが、先週はまったくその気配もなかったので、本心から言えば『今年穂が出るんだろうか?』ととても心配でした。
〔太陽、熱、水、滋養〕、その力が積み重なり結実となってきています。ただ、自然の営みを信じることの練習です。
『肥料効かすより、声聞かせろ。』という農業の格言を知ったばかりです、
「外からの肥料を入れるよりも、足しげく通って傍にいて見守れよ。」という意味です。
稲の株を見ると、例年よりも個体差が出ているものの、手入れの良いエリアの株は分結がホントに素晴らしく茎数は30本位にまでなっています。
全体的にはショージキ、かなりワイルドです(笑)ものすごい立派なコナギ畑となっている部分もあり、稲がまけてしまったところもあれば、モノともせず、立派に稲が生長しているエリアもありました。昨年の稲藁を蒔いてあったところは草が少なかったことを考えると冬の間の準備をもっとする必要があるなあと感じました。
右の背が高いのが昨年の切り株から自然に生えたコシヒカリです。
館山田んぼのギフトは海!日中の田仕事でヒートアップした身体を冷やして帰りました。(12日のことです^^)
海はまだまだ夏!是非、夏の残りを味わいついでにイセヒカリちゃんたちにも会いにいらしてくださいね!
お盆も過ぎ、田んぼの周囲は、蝉しぐれ、トンボが舞い、稲子(イナゴ)が跳ね、コスモスが咲き、いちぢくが実り始め、出穂の調べが奏でられています。
盛夏が過ぎ、実りの秋へと着実に時が重ねられていることを実感しています。夏の疲れも出る頃かと思いますがどうぞ、ご自愛下さいませ。