旅人は突然にやってくる。
大阪を拠点に活動する旅するシンガー、高野陽子さんが国立に遊びにやってきました。彼女が来るよというお知らせを受けて、ならば何かしようと、連絡をくれた国立のサンクチュアリ、アグレアブル・ミュゼの妙香さんとあっという間に立ち上げたイベント『世界を旅する歌とダンス』が先週末の日曜日の午後に行われました。
急な呼びかけにもかかわらず、10名の方が集まり、小さな温かい輪が生まれました。
世界を旅する…名の通り、旅が人生の一部となる主演者がそれぞれにその土地の空気感と共に、そこに、舞い降りました。
ハワイに始まり、奄美、沖縄、アイルランドにスコットランド、ギリシャまで旅して、イスラエルに寄ろうかと思ったところで、日本に引き戻され、今日の旅は終了〜〜?
前半は、妙香さんと私とでハワイの創生物語であるカヒコ、『カマリィオカポ』のご奉納から。
そして、奄美の民謡を歌い踊りも伝える結さんの歌、美しい伸びやかな声で歌う陽子さんのケルトの歌、一部の締めはアグレアブルのオーナーのお一人妙香さんのフラを堪能(*^^*)
休憩を挟んで、二部はお客樣もみんなで踊るダンスは、アチューメントの代わりに奄美の島唄「足慣らし」を踊り、静かに繋がりました。
そこからはフィンドホーンのセイクレッドダンスのスタンダードを。
あっ、と気がついたら終了時間となりました。
『なんだか、歌を聴いたり踊ったりしているうちに、いつもイライラして子供にあたってしまっている自分に気がついたんです。今日、帰ったら少し優しくなれそう。』
そんな一言を伝えてくださった方がありました。
歌とダンス、そして旅の効用は思いがけない形で届くのですね。
ダンスが誰にとっても日常の中にあるものであったなら…と常々思っていたこと。その日常への一歩になったかもしれません。
また突然、旅人がやってくるやもしれません。その時は一緒に踊りましょう(*^^*)