9月/13/2016

田んぼでピースメイキング- 秋の始まり

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田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。

田んぼでピースメイキング- 春

田んぼでピースメイキング- 梅雨

田んぼでピースメイキング- 初夏

田んぼでピースメイキング- 夏

 

September 13, 2016

 

一雨ごとに秋が深まる季節。台風の数珠つなぎが一段落したら秋雨前線が

やってきております。皆様にはいかがお過ごしていらっしゃいますか?

青木家は先週、稲刈りの準備のために再び館山の田んぼに行ってまいりました。

田んぼは、前回出穂のお知らせをしましたが、順調に稲穂が育っております。

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今回は、まずこのたわわに実っている稲穂の成長をほくほくと眺めることと、昨年雀さんたちを太らせてしまうことに貢献してしまったので今年は田んぼ前面に防鳥ネットを掛けてきました。

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そして、もう一つは水はけ溝を掘るという作業。

昨年の9月に降った大雨で粘土質の田んぼはすっかり再び水田と化してしまい、稲刈りが本当に大変なことになりました。その教訓から、水が入ってくるエリアに溝を掘り水の抜け道を造りました。

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ここまで、とてもいい流れで来ておりますのでこのまま順調に水が抜けて土が乾いた状態で稲もしっかりと根っこが深くなり、稲刈りが順調に進むような田んぼの状態になることを祈っています。

田んぼ全体を見た時に土の栄養の状態がまだ全体に平均化していない、稲の茎や葉の色が濃かったり薄かったりしています。また分蘖も30本にもなっているところも在れば、2〜3本の稲もあります。どんな条件でどうなるのか、まだよく分からないのですが、全体を見渡してとても健康的な稲穂に成長していると思います。

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(30以上の分蘖が見られた株!一粒のお米の力に感動)

除草剤や追肥、農薬を使ったらわからないプロセスを見られることが(ほぼ)自然栽培の良さですね。(育苗の段階では有機肥料が入っています。)稲刈りが終わったら、来年に向けてまた土作りを工夫できたらと思います。

田仕事はホントに多角的なワークショップの場。米作りそのものは縄文から繋がる営みの一片に触れる時間であり、仕事のプロセスには様々な知恵と創造性とイノベーション力を学び、そして、共に働く人やお世話になる地域のみなさまとのコミュニケーション、夫婦での作業であれば男性性と女性性の共同創造(土木系は旦那が男子力発揮。クワに田んぼと書いて古代文字の「男」。まさにその姿を見せてくれました。ネットの扱いは私メイン。絡まりやすいネットを限りなく均等に張り、つなぎ合わせるというのは紡ぐという感性。仕上げのこだわりが強い私主導。)

 と、ほんとに宝物いっぱい。このあとは、収穫したお米を加工したり販売したりという小さな経済の学びもあります。

農業ではなく農を学ぶプロセスを通して、人としての成長がなされていくようです。お米を作るということは体力だけでなく、知力や自然界の見えない力を観ずる感性が必要なことだとつくづく感じます。この春から体当たりでこのプロセスを体験しながら自分自身の中に人としての力を育てているのだなと、田んぼに行く度に感じます。

感謝を込めて。

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田んぼでピースメイキング – 夏

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田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。

田んぼでピースメイキング- 春

田んぼでピースメイキング- 初夏

田んぼでピースメイキング- 梅雨

August 8, 2016

残暑お見舞い申し上げます!

お盆もすぎ、お仕事も再開された方も多いことと思います。あるいは、これから夏休みという方もあるかもしれませんね。いずれにしましても、お元気で楽しく過ごされていることと思います^^

さて、ごの通信もご無沙汰しております!

6月いっぱい毎週末田んぼに通っておりましたが、7月に入り水管理と草刈りが主な田仕事となり通うペースもスローになりました。

その間、隣の田んぼのHさん、夏休み兼ねて田んぼを尋ねて下さったMさんご一家と連携を取り、田んぼの水は涸れること無くここまで来ております。

15日に溜め池の水をこの地区では、台風対策で抜き始めるということで、12日に日帰りで青木家とNさん、そして台風がやって来る前の17日に日帰りで水を入れに田んぼに行きました。そして!ようやく、イセヒカリの出穂が確認されました^^

周りの田んぼから遅れること1ケ月、私たちの稲も花が咲き出穂の時が訪れました。

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田植えが1月遅いので当然ではありますが、先週はまったくその気配もなかったので、本心から言えば『今年穂が出るんだろうか?』ととても心配でした。

〔太陽、熱、水、滋養〕、その力が積み重なり結実となってきています。ただ、自然の営みを信じることの練習です。

『肥料効かすより、声聞かせろ。』という農業の格言を知ったばかりです、

「外からの肥料を入れるよりも、足しげく通って傍にいて見守れよ。」という意味です。

稲の株を見ると、例年よりも個体差が出ているものの、手入れの良いエリアの株は分結がホントに素晴らしく茎数は30本位にまでなっています。

全体的にはショージキ、かなりワイルドです(笑)ものすごい立派なコナギ畑となっている部分もあり、稲がまけてしまったところもあれば、モノともせず、立派に稲が生長しているエリアもありました。昨年の稲藁を蒔いてあったところは草が少なかったことを考えると冬の間の準備をもっとする必要があるなあと感じました。

右の背が高いのが昨年の切り株から自然に生えたコシヒカリです。

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館山田んぼのギフトは海!日中の田仕事でヒートアップした身体を冷やして帰りました。(12日のことです^^)

海はまだまだ夏!是非、夏の残りを味わいついでにイセヒカリちゃんたちにも会いにいらしてくださいね!

お盆も過ぎ、田んぼの周囲は、蝉しぐれ、トンボが舞い、稲子(イナゴ)が跳ね、コスモスが咲き、いちぢくが実り始め、出穂の調べが奏でられています。

盛夏が過ぎ、実りの秋へと着実に時が重ねられていることを実感しています夏の疲れも出る頃かと思いますがどうぞ、ご自愛下さいませ。

つづく「田んぼでピースメイキング- 秋の始まり」

田んぼでピースメイキング – 梅雨

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田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。

田んぼでピースメイキング – 春

田んぼでピースメイキング – 初夏

June 27, 2016

梅雨も半ば。皆様にはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

今日は田んぼをお休みして一年分の梅干しを義母とともに漬けました。

田仕事が一段落すると梅仕事。これからやってくる盛夏に向けての準備も整ってきました。

さて、そんな慌ただしい一週間を過ごしており、なんと先週末の田んぼのご報告が週遅れとなってしまいました。きっと、今日のこのご報告よりも、田んぼの稲たちはぐんぐんと成長していることと思いますが、中間報告としてお送りいたします。

6月18日の夕方に館山に入り19日に一日作業して東京へ。同じ町に住むSさんが草取り瞑想にご参加くださいました。そして翌日は昨年からご参加くださっているIさん母娘が田んぼまでお越し下さり一日リトリート&田仕事をして下さいました。ありがとうございました!!

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6/5にご自身が田植えをした辺りの草取り中のSさん。

田んぼの様子ですが、おしなべて順調だと思います!  

例年でも苗が雑菌に負けてとろけてしまって、欠株もでたのですが、今年の苗はとろけが無いのです!! スバラシイ!!

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全く補植の必要が無いのです、(ホントにたまに植え忘れがあるくらい)”苗半作” という位なので、今年もいい稲になってくれています。

みなさんに植えて戴いた苗はしっかりと大地に活着していました。コナギが絨毯のように元気よく生え揃っているところもある一方で、昨年の稲藁が分解されふかふかの土になったところはほぼ草はなく、2週間でぐんぐんと分蘖(ぶんけつ)も進んでいる稲もありました。やはり、抑草という視点でも、脱穀が終了したら来年の準備のために稲藁を田んぼにちゃんと蒔くのは大切なことだなと思いました。(納豆づくりもしたいのですが^^)

田んぼの中は出来る範囲で草取りもしましたが、とても手に負える状況でもなく(^^; 無理なところは、稲の力を信頼して任せてみることにいたします。。。

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とある地元の農家のかたより、「昔から『コナギ米』といって、コナギが沢山生える田んぼのご飯は美味くできるのよ^^」という温かいお言葉を戴きました。

さあて、コナギと稲がどんなコラボを見せてくれるでしょうか〜。みなさんもどうぞ我らがイセヒカリ達を応援してください!

土地の神様にもしっかりとお祈りしてきました^^ 

我々が行けない週末のはお隣の田んぼのHさんが見て下さっています。

お互いに水がどうなっているかを情報交換しながら、お互いの田んぼを見守ることができるのはとてもありがたいことです。

夏至を超えて、地球のエネルギーがとても高まっているこの時期。どうぞ、引き続きお体ご自愛の上、来る夏に向けてお過ごしくださいませ。この太陽のエネルギーに感謝を込めて。

つづく「田んぼでピースメイキング – 夏」

田んぼでピースメイキング- 初夏

img_5530 田んぼでピースメイキング*通信録

田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。

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June 7, 2016

田んぼを愛するみなさまへ

関東も梅雨入りしましたね。今年は、この梅雨が「恵み」であることをしっくり感じています。 先週末に「みんなで田植えフェス」が終了しました!お越し下さったみなさまには心より感謝申し上げます。

5日は雨の一日をいう予報でしたが、夜中じゅう雨が振り明け方にはうっすら空が晴れて来て、午後には雨はすっかり上がり、薄曇りの田植え日和となりました。今回は本当にお天道様に微笑んでいただいた田植えの2週末となり祝福されているなあと感じております。

当初予定していた、田植えエリアは先週末ですでに拡大しており(無事、活着!)今週末は残りのエリアと合わせて昨年は作付けできなかった、小さい楕円の田んぼもみなさんの集中的な開墾作業のお陰さまで、草だらけ&でこぼこの状態から美しいまあるい田んぼとなり、そこにもあっという間に苗が植えられました!!

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結果的に、ほぼ一反七畝全域に田植えをすることができ、本当にみなさまの田んぼとのコラボレーションに感謝申し上げます。

日曜日、全ての作業を終えて田んぼに水が入り、海からの爽やかな風が「ピン!」と立った稲を揺らしておりました。水面に映る雨上がりの空とたなびく雲の美しさは、やはり田仕事を自分の身体を使ってやり遂げたという充実感とともに格別なものでした。無条件に豊かだな〜という満足感と共におやつの琵琶をみんなでかぶりつきました。雨の中の田仕事を想像しながら、朝はブルーな気分でお母さんに連れられて来ていた高校生男子も、見事な美しい田植えをやり遂げ、笑顔で帰ってくれたことも何よりでした^^

この後は草取りシーズンとなります。どうぞ、瞑想兼ねてお越し下さいませ!

私たちがお世話になっている宿「楽水寮」について、ちょっとお伝えしますね。

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「楽水寮」は昭和40年代にできた東京都立墨田高校の寮です。昭和世代の方にはどこか懐かしい時間を呼び起こすような貴重な空間です。かつては臨海学校として100名からの学生が来ていたようですが、昨今は先生方が学生を連れてくるのが消極的でほとんど学生は来ない寮となっているそうです。ということで維持存続のために一般に解放したところ、釣り人、サーファー、家族連れの海水浴、そして私たちと同じように、都会からの田んぼや畑の援農などでここを利用する人たちが行き交う場となりました。

この一ヶ月、我々も毎週末に連泊しておりましたが、実に様々な方々と出逢いました。厨房を共有しながら言葉を交わし、そしてお互いの料理を交換し、管理人でありここ浜田地区の長老である網代さんご夫妻とスタッフの方を中心に育まれているコミュニティと触れ合う時間はとても心温まる時間でした。

長い間、大事にされてきたその「場」が、田んぼと合わさって私たちの、この館山での活動には欠かせない要素となってまいりました。

「草刈るのは、田んぼに風を通すためだっぺ。ちゃーんとやらないとダメだよ。」

さりげなくかけられる言葉に、はっとするような知恵を感じます。この後の草刈り作業でも面持ちがこれまでよりずっと意味深くなったのはいうまでもありません。

「コミュニティ」の一員となるためには、コミュニケーションを丁寧にとることだということも、楽水寮暮らしで改めて教えられたことです。お叱りも受けたりしつつ、ようやく、我々もここのコミュニティの友人として受け入れていただき始めたかなと感じております。

梅も実りはじめ、田仕事のあとは梅仕事も忙しくなる頃。盛夏を迎えるにあたり、この時期に準備をするというむかしからの季節の循環を感じつつ、梅雨の潤いに感謝を込めて。

つづく 「田んぼでピースメイキング- 梅雨」はこちら

田んぼでピースメイキング- 春

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田植えの準備を終えた水田に鴨がすーっとやってきました。

 

 

田んぼでピースメイキング*通信録
田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。

April 29, 2016

ライフスタイルの在り方への問いかけが本格的に始まった東日本大震災と
原発事故の後、「いつ何時どうなっても主食の米は自力で作れるように」と
「半農半X」の実習の場として、2年前から始めたお米作り。これまで主催者より引き継いで、今年から青木家~ピースメイキングラボ~が借り主となって田んぼを運営することになりました。

10年前に初めて裸足で入った田んぼで、身体の中にまるで龍が登るような電撃的な「出逢い」をしつつも、長いこと忘れていた「大切なこと」を思い出した栃木の農民の血を引く青木隆朗。

別の場所で同じ頃にやはり裸足で入った田んぼで、「瑞穂の民」の血が自分にも流れていることを体感し、ルーツを探し当てたような歓びを味わった団地育ちの青木麻奈。

私たちの共通した想いは、「ここ日本にうまれ育った人」としての何か、誇りや自信を田んぼを通して掴んだことです。再び、2年前に館山のたんぼと出逢いその眠っていた想いが再び起き上がってきました。

この2年で少しずつ、お米作りの実践を通して学び、今年からは改めて稲作を学ぶために知る人ぞ知る、栃木・上三川の「民間稲作研究所」の稲葉先生の講座を受けながら、この時点では「籾米の選別から一本植えのための種まき」までやってきました。

一つ一つが新しく真剣な体験であり、正直にと言うかかなり緊張しながら、でもプロセスを楽しんでおります。

今回私たちがこの田んぼをお世話してゆく中で、一つ大事にしたいと思っていることがあります。

それは、より多くの収穫を得ようとすることを目標にするのではなく、土や水、稲、そしてそこに存在する目に見えない微生物や土地の精霊さんや氏神様といった様々なレベルの存在と対話をしながら、そのプロセスに楽しんで参加する。そして、その結果を歓んで分かち合いながら戴くということです。

いつのまにか、より多く何かを効率的に得ていくということが、当たり前に「成長」の目標設定となってきた世の中のベクトルが、震災以降の自分自身のライフスタイルの変化を経て、私達の中で違和感へと変化してきました。直線的な「成長」ではなく、命の多様性の繋がりを結びながら、まあるく膨らんでいくような「成長」を描いていきたいなと思います。

無制限に無意識に「もっと」を求めていけば、それは全てに波及していくのは当然で、ある時点で、そのベクトルを変えていくことを真剣に意識していくことがとても大切なことだと思います。

同時に、私たち自身もその選択をすることでもっとリラックスした人生になっていくのではないかなと思うのです。仙人のような生活は一気にはなれなくとも、出来ることから始めようという、一つのアクションとして田んぼの長いプロセスを歩んでみようと思っています。

地球にアーシングしながら、稲を植えていく。遠く離れた場所の環境や人々の心の荒廃のバランスをイメージしながら。

そして、何より、自分で作ったお米を食べるということほど、誇り高いものはないと感じています。

是非、一緒に田んぼに稲を植えていきましょう。

*私たちがお米を作る田んぼは、縄文の頃から人が山や海の幸を食べながら営みがあった地域にあります。水源となるため池は山には広葉樹の森があり、その落葉の栄養をたっぷり含んでいます。その栄養満点の水が直接取り入れられています。その地域の田んぼは皆、無農薬栽培なので農薬が混じることはありません。昨年から不耕起無肥料の自然栽培を始めました。

*種米は千葉県の自然栽培農家で自家採取されたイセヒカリ。甘みが多く、とても力のある品種です。

*田植えは機械ではなく、一本の苗を手植えで行います。一本植えは昨年から始めましたが、とてもたくましい稲が育ちました。

*そして出来上がったお米は実費と収穫量から計算してお値段を決めてシェアしたいと思います。

田んぼでピースメイキング- 初夏へつづく

8月/07/2016

トランスフォーメーション*ダイアリー 〜アドヴァンストレーニング〜

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贅沢な時間

今回は体験週間と同じ週に、たまたま企画されていた、トランスフォーメーションゲームファシリテーターのアドバンストレーニングに参加。

今年はトランスフォーメーションゲームが誕生して40周年。その祝福イベントとしてこの前の週に「プラネタリーゲーム」という大掛かりなプロジェクトが行われた。私自身は参加は叶わなかったけれど、ダイナミックなエネルギーが働くそのプロセスに参加したファシリテーター仲間が深い感動のエネルギーと共にトレーニングに参加されていて、その余韻をちょっと感じることができた。

そんな特別な一週間の後、トランスフォーメショーンゲームを生み、育てて来た方々が皆集合していたこともあり、このトレーニングもトレーナーがエンジェルカードを作った JoyとKathy、そしてプロセスワーク(自然発生的な身体のポーズや動きを捉えて、その動きをプロセスしていくことで、ことの本質を見つめていくワーク)の達人 Mary  の3人。Mary以外の二人は現在アメリカに住んでいるので、この3人が勢揃いしたトレーニングを受けられるのは正にギフト!感謝この上ない時間だった。

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左からKathy, Mary, Joy, Our lovely trainers!

アドバンストレーニングのアドバンスたる所以は「Deepen connection with Game Deva and expand my awareness of inner workings of the Game – ゲームディーバとの繋がりを深め、ゲームを通しての内的な探求の気づきを広げる」- ということ。つまり、ファシリテーターとして、ゲームディーバへの信頼を深め、また自分自身の内的な探求を深めていくということ。

改めて文字にするとわかったようなわからないような意図だけれど、やはりフィンドホーンで生まれたトランスフォーメーションゲームのトレーニング。ゲームそのものがトレーニング。ゲームのプロセスとともにその意図の本質が開かれていく。

早速、Joy、Kathy、Mary がそれぞれスーパーバイザーとなり3つのグループに分かれてファシリテーターとプレーヤーを交代しながら、まずひとゲーム。自分にとってゲームディーバと関係を深めること、気づきを広げることという意図がどう働くのかをまず探求していく。 ファシリテーターになって一年余り。積極的にゲームを開催して来た一方で、プレーヤーになることがほとんど無かったのでとても新鮮な時間だった。初めて体験週間を受けたときの、自分自身を許し、受け入れ、解放したときのことがここでまた蘇り、自分でも驚く。 あるがままの自分を受け入れること、それを思い出すことから、私のこのトレーニングは始まった。 「経験」を重ねながら、得られる気づきを体感し、またテクニカルなことを超えて、自分自身の人生のテーマと向き合うことで自分自身がその変容の体験をするというトレーニング。後半はそれをこのグループの中で「公開」で行われていった。 IMG_5821

一つのトレーニングワークでセットバックカード(後退のカード)のプロセスの練習が行われた。

「セットバック」は「傷み」を認識する場。ファシリテーターとしてはそのプレーヤーのとても繊細な部分に触れていくプロセスなので体感をもって知る必要がある。

トレーナーがファシリテーターとなり、我々の代表者がセットバックカードを引いて自分の傷みを分ち合う。いくつかの質問をとおして、ぐっと核心に触れると傷みは涙として溢れる。そして、そこから一歩踏み出すためにプロセスをしていくと、みるみる傷みはパワーに変わっていく。

そして、そこに現れた傷みは自分の中にもあると気づく。

きっかけは固有の体験であってもその根っこを辿っていくと人類に共通した傷みに至ることが多くある。そこに達した時に、その本人だけではなく、その場を共有している私たち、そして、もしかしたらどこか離れた場所でもその傷みが癒され、変容が起きていく。

人の傷みと向き合うことは、恐れ多いと感じることが多いけれど、こういう時にこそ、ゲームディーバが共に働いてくれているのだと。「私」という個人ではなく「わたし」という全体性とともに在ることでディーバたちも働きやすくなる。

ついつい、テクニカルな「質問」の仕方や応答の仕方を追いかけたくなるが、3人が3人とも全く違うアプローチ。Joyにおいては「私のファシリテーションを完璧だなんて思わないで。」と、トレーニングの最初にシェアされていた。彼女たちが伝えたいのは「テクニック」ではなく「在り方と態度」、そして「信頼」。

トレーニングの一部始終がそこに行き着く内容だった。

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ゲームディーバと繋がる

トレーニングの終盤、いよいよ改めてゲームディーバと繋がる瞑想が行われた。

段階的にイメージを投げかけられながら最終的にゲームディーバと出逢う。

私は自分達の周りぐるぐると回転して円を描く光の珠としてやってきた。ビュンビュンと高速でまわる光の玉に結界が張られ、目の前にはぼこぼこと光のマグマが湧き上がり最後には柱となってズコーン!と立ち上がった。

お~!これが光の柱か!と思いつつ、ディーバに感謝を伝えると、自分たちはいつでも共に働いているよ、というメッセージ。崇拝するのではなく、共に働いて頂戴ねと。

これまで、どうしてもディーバや見えない存在たちを高いところに据えて拝んでいた私。でも、そういうことではないと体感した。彼らは共に働きたいと考えている。答えを与えようと言うことではなく、一緒に創造しようと。だから、緊張すること無く楽しんで欲しいと。

あ~、なんだかとても解放された気持ち。

そして気がついた。

目の前にいる3人のトレーナーたち。この人たちもまたディーバと同じく、自分たちを崇め奉られることを望んでは居ない。崇め奉るということは、実は私は自分の責任を委ねているということでもある。一人の人としてそこに存在する、先行く人たちへの私の中の距離感が瞬時に変わった。

知恵の在る人、そして経験を重ねて来たということ、そのことへの敬いは変わらないけれど、それは相手に常に完璧さを求め、答えを出してくれるという期待感とは大きく違う。

フィンドホーンのあらゆる関係性もまた、このことに通じるものがあると思う。このコミュニティの実践の中で誕生したこのゲームの根っこにある意識はやはり、すべてものと同じ目線で存在し、お互いに敬いながらも横に繋がっていくこと。ヒエラルキーからの解放。

頭で分かりながらも、体感したことは私にとってとても大きな体験だった。

光の玉であるゲームディーバはいつも私とともに働いてくれている。

あるはずの答えを求めるのではなく、一緒に創造していこう、という呼びかけにはワクワクと胸が躍る。

トランスフォーメーションゲームはやはりただならぬもの。恐れではなく畏れ。プレーヤーの人生にダイレクトに関わっていく時間にこれからも敬意と歓びとともに関わってゆけたらと思いを新たにした。

ゲームディーバへの友情と感謝を込めて。

トランスフォーメーションゲームのご案内ページ IMG_5822 2

8月/05/2016

2016年 フィンドホーン日本語体験週間ダイアリー Vol.3

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体験週間ダイアリーvol.1
体験週間ダイアリーvol.2


体験週間の軸は「心の扉を開く」こと

みなさんが体験週間を過ごしている間、私は何もしないのはつまらないと、たまたまこの週に企画されていた、トランスフォーメーションゲームファシリテーターのアドバンストレーニングに参加し、毎朝パークに向かってトレーニングを受け、そして夜10時過ぎに戻る、という5日間をすごしました。

ちょこちょこと朝食の時間や、寝る前のサイバールームなどなどで参加者のみなさんとシェアをしながら、外側から今回の体験週間のプロセスを体験しました。

ハートが開いていく中で、様々な感情や感覚がいつもより感じやすくなるのが体験週間の常。

それが「パーソナル プラネタリー トランスフォーメーション」(個人的な宇宙レベルの変容とでももうしましょうか)へのステップ。すべての体験が「自分を知る」きっかけとなります。

フィンドホーンという場はこのような変容の場を、世界から集まる魂の旅人たちに50年余りも与え続けています。最終的な変容のボタンはご本人の選択。日常では「ある範囲」に納めて来た人生の幅を広げるチャンスに溢れた場です。

それは、とても現実的なレベルでの変化かもしれないし、目に見えないサトルレベルでの変容かもしれません。あっというまに見えるレベルで変容が起きる場合もあれば、何年もしてからいつのまにか変容していた、ということかもしれません。フィンドホーンに来て、病が治ったり、癒されたという方もありますが、これも結局はフィンドホーンが癒してくれた、というより、フィンドホーンはその方のハートを開く場を提供してくれて、そしてご本人がそのボタンを押したことで癒しが起きた、ということなのですね。その方の人生へのコミットメントが奇跡を起こしていったのだと思います。

いずれにしても、求めればいつもそこにサポートしたくてたまらないエンジェルやディーバたちが待ち構えているのだ、と今回も更に信頼を深める時間でした。

但し、これもまた私自身が見ている体験週間。どうしてもそこには私の限定された視点があります。なので、やはり、フィンドホーンを知るには体験するしか無い、という結論になります。

来年もまた、私に「一週間」が与えられました。ここからまた新しいグループを育てていく時間です。一つのお問合せから繋がっていくご縁にまたワクワクしながら新しい旅が始まります。

さて、来年はまたどんなご縁が繋がっていくでしょうか。フィンドホーンのディーバとエンジェルととともに新しい輪を創造していきたいと思います。

2017年フィンドホーン日本語体験週間ご案内

 

 

2016年フィンドホーン日本語体験週間ダイアリー Vol.2

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体験週間ダイアリー Vol.1はこちら

新たな試みとして

昨年からプログラム自体には私自身が参加はしないようになりました。そもそも、オーガナイザーはプログラムへの参加はしないというのがフィンドホーンで行われるプライベートグループでは基本的な在り方だったのですが、日本からのグループに関しては言葉の問題などもあってこれまでオーガナイザーが参加するのを大目に見て来てくれていたのです。

オーガナイザーが参加しない方がいいという理由には、やはり何度も体験週間を経験している存在がグループにいることは、どうしてもそこにパワーがうまれてしまう(頼ってしまう)ので参加者の方々が「ありのまま」で参加しにくい、また体験週間で体験を分ち合うグループの中で、何かあった際にはそのグループの中で解決していくこと(それは、そこに関わっているフィンドホーンのメンバーであるフォーカライザーも含まれます。)をまずは試してみる、ということもまたフィンドホーンのコミュニティライフを体験するプログラムの一環ということなのですね。(ただし、ここで明記せねばならないのはこれが成立つのも、通訳以上の在り方でコミットして下さるまりりーなこと、通訳の渡辺雅子さんがこのツアーに参加して下さるからです。)

私自身は日本の社会における「グループリーダー」が負う暗黙の「責任」という感覚と、フィンドホーンで実践される「体験」を重視してプロセスするという実践との間でなかなか答えが出せなかったのですが、グループリーダーの役割をフォーカライザー、そして、フォーカライザーと参加者の皆さんを繋いで下さる、まりりーなに委ねるという在り方で過ごしてみることにしました。

私にとって、これは「信頼」を学ぶ時間でもありました。
フィンドホーンの実践と、私自身を含め一人一人のプロセス、そしてその場に働く目には見えないけれど確実に恊働しているディーバたちへの信頼。そして、All is very very well  であるということへ。

ちゃんと、それを試すかのごとく体験は待ち構えておりましたが、私自身の実感としてなぜ、オーガナイザーがグループから外れる必要があるかを改めて納得しました。

参加者のみなさんの一つのお声として、イントロダクションの場で私の役割をファーカライザーにお渡しした際に「そうか!しっかりしなくちゃ!と感じ、より積極的にプログラムに参加することに繋がった」というお声が聞こえてきました。それを聞いたときはとても嬉しく思いました。体験週間はまさに「体験する時間」。「普遍的でつねに新しい在り方」を実験、体験する場だと私は思っています。まだまだ、私の人間性の器は小さなものですが、いつでも試行錯誤しながら最善を求めてゆきたいなと思います。

つづく

体験週間ダイアリーVol.3 

2016年 フィンドホーン日本語体験週間ダイアリー Vol.1

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今年のフィンドホーン体験週間が完了

私自身が参加した2004年以来、夏のフィンドホーンは初めて。昼間の時間が夜の10時過ぎまで続き、たくさんの花が咲いていてやはり開放的なエネルギーに満ちていました。

特に今年は、この体験週間の前後にトランスフォーメーションゲーム40周年、セイクレッドダンス40周年というお祝い週間があり祝福ムードに包まれていました。

今年は日本のあちこちから、13名の方々が集まりました。

一年かけてこうしてご縁が結ばれて、成田やアバディーンのホテルでお会いする時に毎回感動します。すでにそれがミラクルだといつも思います。

体験週間のはじまり

7月7日午前発のKLM便で成田を出発、アムステルダムを経由し、私は7名の方とともにアバディーンへ。そして、いつもの空港の側にある「スピードバードイン」で一泊。まだまだ明るい夕方に到着し、旅の疲れもありつつも、夜までの時間にちょっと町へ探索に。その間に3名の方がチェックインされました。

7月8日金曜日の朝、チャーターバスでフィンドホーンの最寄りの町、フォレスへ。この日はフォレスの町にあるホテルで一泊。ここでさらに3名の方が合流しました。ようやく全員集合!翌朝はフィンドホーンからのバスがお迎えに来て下さり、ようやくクルーニーへ到着。ここで一つ私自身の大きな役割が完了!なじみ深いクルーニーのラウンジでお茶を戴く時にようやくホッとできるのでした。ここからは、フィンドホーンの時間。今年もまた、一週間が始まる期待感とともに。

プログラムが本格的に始まる土曜日の午後に、クルーニーヒルのシカモアルームでイントロダクションが始まりました。それぞれが3分程度で自己紹介とご自身のことをシェアしていただく時間です。

ここに来るまでのやりとりや、自己紹介文を思い出しながら、「ようこそここまで来て下さいました!」という気持ちで迎える時間。10年もの間、焦がれてやっと来られたという方、つい最近本を読んで興味もって、友人に誘われて。。。と理由は様々ですが、今回こうして集まったのは何かのご縁。これからの旅がそれぞれにとってギフトになりますようにと願いました。

今回のグループエンジェルは「Balance」

イントロダクションに続いてはエンジェルメディテーション。それぞれのエンジェルとグループエンジェルを選びます。

今回のグループエンジェルは「Balance」~バランス~がやってきました。

グループ、コミュニティという場において一人一人のユニークネスを活かしながらひとつの場を協働創造していくために、とても大切なエッセンス。しっかりとグラウンディングして、センタリングしてこそ他者とも繋がれるわけで、その天秤の軸となるイメージが湧いてきました。

また、いま世界で起きている悲惨な事件や傷みに対して、どうか関わるかという問いかけの応えでもあるように私は思いました。痛みや破壊を事実として受け止めながらも、自分の在り方やアクションについて見つめる時、世界のバランスをとっていくために私ができることはどんなことなのか。

この春から田んぼを始めた今、やはり稲を植える、歓びを感じ分ち合うということで全体のバランスをとること、そんなことも湧き上がってきました。

そして、50年余り続けられているフィンドホーンの実践もまたそのバランスをとることに通じるのだと。

つづく

体験週間ダイアリーVol.2

5月/15/2016

トランスフォーメーション*ダイアリー〜自分の足で立つ!〜

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4月の週末、初めて札幌でのトランスフォーメーションゲームをファシリテートしてきました。


札幌の街イベント情報を掲載するポータルサイトから申込をして下さった30代後半の女性Yさん。遠くの街
から、朝早起きしてやってきてくださいました。


現在勤める仕事場の上司から言われたある一言で、長年やってきた介護の辞めることに。

新しい仕事で自分が自分の上司になる!という意図とともにやってきて下さいました。

これまでは、なかなか自分の意見を表明したり、感じていることを相手に伝えるのが苦手で、多くの人がそうであるように、相手や環境に合わせ、悶々としながら社会生活を送られてきたYさん。何度と無くお仕事を辞めたいと思いながらも思い切った一歩が踏み出せない中で、向けられた上司からの言葉。それが、これまでの悶々としたYさんの内なる声を押し出し、辞めるという決断に。そんな矢先のこのゲームでした。以前受けたことがあったこのゲームが、その時にとても助けになったということで「トランスフォーメーションゲーム」というキーワードで検索したら今回のお知らせに行き当たったと。

私はYさんの為にこのゲームを企画したのかもしれません^^

最初のダイスで誕生し、早速人生の道を歩み出しました。
次のダイスが「5」、いきなりミラクルのスクエアへ!これからは、自営でお客様の健康を育てて行くお仕事をする、という意図のエクササイズをするように、他の方に新しい人生の気づきの機会を提供しました。そしていくつかのプロセスを終えた後に仕上げのミラクルスクエアへ降り立ちました。そこではご自身の深いところにある純粋な「ニーズ」と、ある人に対して抱えてきた罪悪感を手放すプロセスをここでやってみることに。

これまで、自分の中で繰り返しつぶやいていた言葉を口に出した途端に、Yさんは大きなため息と共に身体中の力みが抜け、緊張していたお顔がふわ〜と解放されていました。

自分だけで抱えてきた想い、それがどんなものであっても、また対象がその本人でなくても、安全に口に出すことができることで、こんなにも伝わってくる空気感が変わるものかと、毎回その変容を見守りながら感じることです。

それは、私自身がファシリテータートレーニングで何層にもなってしまい込まれた「言葉達」を一つ一つ解放していくことで正に味わった「変容」。

詰まっていた言葉を解放することで身体と心、そして、見えないレベルの流れが通り、そこに呼吸がはいっていく。外の世界との循環が始まります。

流れと循環と呼吸はこの自然界の原理原則の一つだと思います。

心や身体もその法則に沿うことが本当に意味での健康につながっていくのでしょう。

お持ち帰りエンジェルは「Relaxation」

帰り道はその開放感を味わいながら、嵐の後の札幌の町をゆっくり歩いて帰られたそう。

嬉しい時間でありました。

こんなプロセスの場を共に居られることが、私にとってもギフトなのだと思います。

✨✨✨✨✨

その後も、Yさんからゲームで得た気づきをもとに行動を起こして行かれるたびにご報告のメッセージが届いています。

その上司の方にも、改めて自分が向けられた言葉に対して感じたことを伝えたことで、全く違う意図でその上司の方が話していたことがわかり、また、罪悪感を感じてきた相手にも正直に自分がその方に対して「やってしまったこと」を伝え、相手の方との和解へのプロセスを歩み始められました。

「自分の足で立つ!」という意図を立てた瞬間に実は変容は起きているのでしょう。過去のパターンから脱皮して行くYさんは頼もしい限りです。

すべてのプロセスのタイミングや方法論は一人一人異なりますが、ゲームで提供される「安全な場」でこれまで蓋をしてきた箱をを開けてみる。そしてその向こう側にある広大な智恵と愛の場にタッチして戻ってくるとすでに変容が起きている。その旅のキーポイントとなる態度はやはり素直さにつきると思います。

しっかりと、今、もっとも自分の中で湧き上がる意図とニーズを見つけ出し、変容をサポートする言葉やエネルギーを素直に受け止め、しっかりとコラボレーションしていくことでとても深く、揺るぎのない「変容」へと繋がって行くのだなと、改めて。

短い期間ではありますが、Yさんのプロセスと共に過ごし、そのひたむきに向き合い行動する姿を見せて下さったことに心から感謝とエールを送りたいと思います。