田仕事の素人の私たち夫婦が自分たちが主体になって今年からお米作りをはじめ、仲間に配信した通信録です。自分たちの成長の備忘録として。
田んぼで繋がるみなさま
まさに風薫る季節、いかがお過ごしですか?
早速ですが、5月18日に栃木の『民間稲作研究所』で播種作業を行って、その後育てていただいた苗を引き取り、そのまま館山へ無事連れて行きました。
まだ明るいうちに到着し、二ヶ月振りに再会した田んぼ。
新しいサイクルに目覚めた田んぼは、生命力に満ちていました。
不耕起栽培にして三年目。
田植の時期になる度に田んぼの表情が変わります。
今年は昨年できたガマの島がさらに広がり、マコモも勢力を広げ、そしてありとあらゆる田んぼの雑草が、グングン伸びていました。
二人での手作業では、到底かなわないので、田んぼの中は草払い機で刈り、道路際は鎌でガシガシと刈りました。
自然界と一体に!という想いはあれど、この生命力に圧倒されて闘いモードに。。。いかんいかん、ここはどうか一つ我々と共にお米作りをするスペースにさせてくださいと協働創造の依頼をかけつつ。。。
しかし、人間の力など非力なものだと実感します。
私たちは除草剤は使わないと決めていますが、農を生業とする皆さんが薬品を使いたくなる気持ちも理解できるなあといまは思います。これまで、頭でっかちで農薬の是非を見てきましたが、やってみなくちゃわからないことだったと、つくづく思いました。
その上で、もちろんこのまま草との共生栽培を選択してお米作りの試みは続けてゆきます。好奇心とこのワンダーランドを体験する意欲がモチベーション。時に途方に暮れることもありますが、やはり面白いなと思うことに心と身体は向いてゆくのでした。
一日かけて大物を刈り終えた田んぼに水を入れて、田植の段取りを立て、土曜から田植えが始まりました。
この週末は東京や横浜からサポーターズがやって来てくださり、草取りしながら田植え、という流れで全体の1/4を終えました。
田んぼで交わされる会話も楽しく深く、持ち寄りのランチもまた美しく。
夏の日差しの暑さと、山と海からの風、そしてウグイスの鳴き声。
たっぷりとした水と飛来する鳥たち、そして田んぼの生き物たち。
通りかかる地元のみなさんからは『今年もがんばってね〜〜』と声をかけていただいたり。
田んぼを通じて小さくて大きな繋がりを実感する時間です。
田植えは27日、28日、そして6月3日、4日に予定しています。その間もコツコツとやってゆきますので、ぜひ!ご参加ください(^。^)
特に男子力!土木関係のサポーターも熱く募集中です!!
今後の田植えフェスの参加については下記の通りです。
参加ご希望の方はメールにてご連絡下さい。
info☆manahouse.jp(青木:☆を@に変えてください)
*日程*
5月26日(金)〜 28日(日)
6月3日(土)〜 4日(日)
田仕事の時間はだいたい10時前後から16時〜17時です。
*場所*
館山市安房浜田地域
東京駅八重洲口、または新宿バスタより高速バス「なのはな号」にて館山駅を経由して最寄りのバス停まで直行できます。)降車停留所『浜町』ここから田んぼまでは徒歩5分。
http://time.jrbuskanto.co.jp/bk04010.html
*スケジュール*
26日は主に草取りと田植え前の準備。27日と28日に田植えとなります。
6月3日と4日はその時の田植えの完了具合で田植え、又は草取りとなります〜。私達は今年は5月28日のあと、一週間、除草のために館山に滞在することを考えています。フェスでなくとも、その間も田んぼにお越し頂けます。どうぞ、まずはご一報ください。
*宿泊*
田んぼの周辺にペンションが二軒ございます。
きやっせ http://www.kiyasse.burari.bi
ホワイトキャビン http://w-cabin.net
いずれもお魚を中心にした家庭料理がとても美味しいです。また、車がなくてもバス停と田んぼから徒歩圏内。自炊、雑魚寝系&お風呂がちょっとワイルドが大丈夫な方は我々が泊まる、築30年の「楽水寮」は2000円+食費でお泊まり頂けます。
砂浜まで徒歩30秒、部屋はオーシャンビューで潮騒が心地良く泊まれます。
温泉も楽しみたい方は、優雅なホテル「休暇村」がおすすめです。(車での移動が必要)
https://www.qkamura.or.jp/tateyama/
宿泊の予約については楽水寮以外は直接ご予約ください。
*田んぼの経済について*
今年もJoy Money形式で1000円/2000円/3000円から選択していただく形でギフトをお願いいたします!
この経緯等は下記をご参照ください。